デルヴというのは、D&D4th用の戦闘遭遇だけを集めたシナリオ『ダンジョン・デルヴ』のことでして。蝶というのは、DMしてくださる方のハンドルネームが「戦場の蝶」さんだからです。
で、このデルヴ、対応レベルが1~30、つまりD&D4th最大レベルまでフォローしているわけです。なので、一度は30までやってみたいという人が集まりまして、このデルヴだけやり倒すという遊び方をしているグループがけっこうあちこちで見られます。この蝶デルヴも、そういうコンセプト。
その蝶デルヴもついに30レベルシナリオ、それも後半です。ファイナルです。最後です。
前半に関しては以前の日記を読んでいただくとして、後半を、1/11にやりました。この時期は、ひとつの仕事が終わって次になだれ込むくらいのタイミングだったので、比較的余裕がああったのですよ。
http://crossbow.mydns.jp/blog/makiyama/2014/12/30.html
まあ、戦闘1回ですので、それほど時間はかかりませんでした。2ラウンドで終わったり。
この21~30レベルを「神話級」と呼びまして、それこそ神様の一歩手前の大英雄なのです。なので、みんなむちゃくちゃ強い。でも敵もむちゃくちゃ強いのです。
敵も強いのに、なぜ、自分が強いと自覚できるのか。それは、自分の使うパワーが、数字的にだけでなく、他の効力もとんでもないからです。早い話が、神話級の戦闘は、ひでぇパワーととんでもないパワーとのぶつかり合いなのです。だから、自分のパワーを隅々まで理解している方が勝ちます(それはたいてい、たくさんの的キャラを操るDMよりも、一人のキャラをずっと使ってきたプレイヤーに有利と言うことです)。
この時出てきた敵はアスペクト・オヴ・ヘクストア(ヘクストアの化身)という怪物2体なのですが。こいつのパワーがひどい。
遭遇毎のパワーですが、タッチ・オヴ・デスというのがありまして。
命中すると即座にHP0、ミスしても目標の重傷値と同じだけのダメージが行くという。つまり2体いると言うことは、その2体が同一目標を狙った場合、確実にひとり、HP0になって倒れます。まあ、HP0になるだけですけどね!
一方、私がやったLv30バード(指揮役)がどれくらいひどいかというと、一日毎のパワーですが、アクションポイントで通常の1追加アクションでは無く、2追加アクションがもらえる領域を張ることが出来ます。この領域内でアクションポイントを使う味方全体に適用されます。つまり1ターンで3回ずつ攻撃できるわけですね。さらに、バードがアクションポイントを切ると、その時5マス以内にいた味方の攻撃ロールとダメージロールにバードの耐久力と同じ修正値(私の場合+6)がつきます。このレベルになると、たいてい撃破や防衛は複数回攻撃を持っていますので、それ全部に+6。さらにそれが3回。ひどいですね。
1ラウンドで1500くらいのダメージがたたき込まれまして、アスペクト・オヴ・ヘクストアはなすすべも無く倒れたのです。
ひでぇ戦いですが、これが神話級。10レベルまでの英雄級、20レベルまでの伝説級とは違うゲームのテイストです。
D&D、英雄級しかやったことの無い人も多いようですが、もったいないです。
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