それで、2月23日になんでゲーム会に行ったかというと、人をあなまたにお呼びしてたからです。当然行き帰りも、他人がゲームをやっている最中もほとんど仕事をしていました。 ......ちょっとだけ、遊びましたが。
二つほど遊びました。
一つはロシアのゲームで、会話をしながら、プレイヤーに混じったスパイを当てるというゲーム。タイトル忘れた。
各自にはまずカードが配られます。一枚には「あなたはスパイです」と書かれ、残りには、今全員がいる場所と、そこでの役割(飛行機の中で、乗客だとかキャビンアテンダントだとか)が書かれています。つまり、スパイには今全員がいる場所はわからないわけですよ。この状態で、一般の人は役割をロールプレイしながら、いろいろな会話をして行きます。
一般人はスパイを見つけ出すのが目的なので、場所についての質問が多くなるわけです。でも、スパイは場所を当てたら勝ちなので、場所を直接言ってしまってはまずい。場所を知らないと不自然な答えになるような質問をして、スパイを見つけ出すのです。一方スパイは、(場所を知らないことをばれないようにしながら)場所を当てようとします。だから、例えば場所が「旅客機機内」だとすれば「暑いですね、窓を開けていいですか?」とか質問するわけですよ。場所を知ってれば「とんでもない!」とかいう反応が返ってくるのでしょうけど、場所を知らないスパイはとんでもない反応を返してしまう可能性があるわけです。
こうやって、制限時間内にスパイを見つけ出す、あるいはスパイが場所を当てるのを競うゲームです。 ロールプレイの部分があるんで、日本語になっていないと案外辛かった。
次にプレイしたのは「ルーニィクエスト」。コンピュータのアクションゲームをボードゲームでやったらこうなる、みたいなアイディアのゲーム。
プレイヤーは各自手元に透明のパネルと、それに書き込むマーカーペンを持ちます。そして場の中央にコンシューマアクションゲームのステージのような絵が提示されます。プレイヤーは制限時間内に、パネルにアクションのためのラインを書き込みます。
時間が来たら、順番に透明パネルを中央の絵に乗せ、書いたラインが障害物などにぶつからずにミッション(左下から右上に線を引く、とか)をクリアしたかどうかを採点します。これを何ステージか繰り返して、点数を競います。
こんな感じ。(写真は採点しているところです)
私が参加したのはここまでで、あとは見ていただけですが。
次にみんながやていたゲームがまた面白そうなやつなんですよ。
『コルト・エクスプレス』 西部開拓時代(というより西部劇の世界)を舞台に、列車強盗になって、列車に乗り込み金品を強奪するゲームです。つまり悪党になるわけですよ。
プレイヤーはみんな悪党なので、仲間内でも奪い合いが発生します。
ゲームのシステムとしては、自分のデッキを組んで、そこからカードを引いて手札を作り、手札からプロットしてアクションをする、というデッキ構築型のゲームの変形です。そう、このゲーム、その変形のところにミソがありまして、この写真のような列車と人形などのギミックでお互いの位置関係を表し、何ができるかできないかを視覚的に表すわけです。
また、怪我をした時の処理もなかなかユニークなものがありまして。怪我を示す無駄なカードがデッキに強制的に組み込まれます。これが入ると、手札に有効なアクションカードが来る確率が落ちるわけですね。つまり、そのペナルティが動きの鈍くなったところを表現してるというわけです。簡便で、リアルで、そして絶対に死(ゲーム脱落)には至らないという。考えられた表現方法です。
そのうち、これ応用したTRPGシステムできるんじゃないかな。というか、自分でもやろうかと思っています。
面白そうなので、ぜひ、そのうちにやってみたいゲームです。持田さん持っているという話だし。
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