前のエントリ、本来なら1つにまとまるくらいの長さだし、あの後の話もそんな大した長さのものではないので、前のエントリに追記することで終わりにしようかと思ったんですが、もう分けて公開してしまったし、ヘタに追記だと気が付かないで通りすぎてしまうかも知れないと思い、やっぱり独立したエントリに。
そういうワケで3/26のあなまたTRPGD&D4版キャンペーン、最終回になりました。
というわけでICBMの発射上に乗り込んだPCたち。しかし(マスターの予想に反して)警護の連中と真正面方ぶつかってしまい、時間を食ってしまう。
なんとか敵戦線を切り開いて魔法学に強いウィザード・ウィルフレートがICBMというか、ロケットの制御室に乗り込んだ。そしてあたりを魔法学で調べるが......ここでサタナイ北島さんの出した目が「1」。発射カウントが一段階進んでしまいます。
一緒にいるニケ、ユズは魔法学に習熟してなく、なんの手伝いもできない状態。それでも扉を閉まらないようにするためにニケが陽光棒を入り口に挟み込む(これが後々、いろいろと番狂わせを起こすことに)。
そしてカウントダウンは止まらず、ついにICBMは発射、上昇を始める。ウィルフレートの決死の作業により、加速は免れるが、それでも上昇自体は止まらない。このままだと充分な重力圏脱出速度は取れず、しかし発射自体は止められない......。
このICBMは、実は人工の「リビングスペル」(生きてる呪文。ファイアーボールやマジックミサイルが、エレメンタルみたいなモンスターとして生きているもの)の種をばらまくのが目的の兵器だった。なので、ICBM制御室の奥の部屋に入り、それを壊せば究極の目的はなんとか防げるかも知れない......が、入り口の扉が閉まらないので、奥の扉が開かない。
陽光棒を取り除くアイディアも出たが、結局ウィルフレート、ニケ、ユズは脱出することに。ユズはレンジャーの能力を生かし陽光棒に結びつけたロープを伝わって、ICBMが火山のサイロ工から飛び出すタイミングで脱出。ニケはシェイプチェンジで蜂になって脱出。ウィルフレートは隠し球、フェザーフォールで脱出。
脱出の最中、ウィルフレートは残っていた「コーン・オブ・コールド」の魔法で外部からICBMの方向を妨害、ICBMは軌道を外れ、モーンランドの奥地に墜落した。モーンランドは元々リビングスペルの生息地で、反人間派ウォーフォージドぐらいしか住人がいないために、事態は最小限の被害で押さえられたことになる。
かくして、反人間派ウォーフォージドの野望は砕かれたのであった。
......前の記事でもう一戦ありそうだと書きましたが。実はこのICBM制御室の奥の部屋にリビングスペルの種とそれを護衛するウォーフォージドがいたらしいです。マスターの心づもりでは、これが最終決戦。ところが、入り口に挟んだ陽光棒のせいで奥の部屋の扉が開かなかったために、こちらに入り込む選択肢はPCたちは取らず、護衛たちも外に出られず。
なし崩しに最後の戦闘が行われずに終わってしまったのでした。
まあ、ICBMに乗り込んだのが3人だけなので、戦闘になっていたらヤバかったわけですが。
そんなこんなで、エベロンには一応表面的な平和が戻ったわけです。相変わらず陰謀と欲望の世界なのですけどもね。
(それにしても最後の最後に大活躍したのが、魔法のアイテムではなく松明(陽光棒...一応魔法だけど)とロープとは実にD&Dらしい)
さて、北島さんのマスターによるD&D4版キャンペーンは終わったのですが、あにさんとニョーボがまだまだこのキャラを使って冒険したいと言い、伊藤さんとサタナイ北島さんも乗り気なので、私が代わりにマスターをして、もうしばらく冒険をすることにしました。日程をあなまたからずらすことにして。
当然、あなまたからはずれるなら松本さんもプレイヤーで入りたいと言いだし。
レベル10から改めてキャンペーンを始めることになりました。たぶん5月くらいだろうなあ。
久しぶりのマスター、久しぶりのオリジナルシナリオに私もちょっと期待感がドキ胸。
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