ダンジョンをテーマにしたボードゲームというのもかなりありまして。 古くは『デズ・メイズ』というシミュレーションふうのカウンターを使ったランダムダンジョン等はゲームがありまして。 昨今だと『ディセント』とか『サンダーストーン』とかあるわけですが。 『クランク!』というゲームもなかなか評判がよろしいようです。
"クランク"とは、英語で...ガシャン!」といううかつな物音のことだそうで。英語圏の人には「ガシャン」じゃなくて「クランク!」って聞こえるんでしょうねえ。なんか、文化の違いを感じたりしますが。
ダンジョンハックものなんですが、あまりスラッシュはしない。一応、ちゃんとその要素はありますが......『ディセント』や『マッシブ・ダークネス』あたりほど、戦闘中心じゃない。あそこらへん、宝箱はオマケっぽい感じですよねえ。『クランク!』では戦闘の方がオマケ。 『クランク!』での目的は、ダンジョンからたくさんの宝物をとって帰ってくること。で、コッソリ忍び込み、「クランク!」と物音を立てずに宝を持ち出すまでを競うのです。
物音を立てると、キューブをクランクエリアに置く。ドラゴンがブレスを吹くことになると、このクランクエリアにあるキューブを袋の中にぶち込み、指定された数だけキューブを取り出す。取り出したキューブの色のプレイヤーが、取り出された自色のキューブの数だけダメージを喰らうという。(ダンジョン全体にブレスを行き渡らせるドラゴンってどんだけだ)
基本はデッキ構築ゲームでして、自分のデッキからカードを引き、そのカードをプレイすることによってリソースを得てそれでアクションを行うというもの。いわばドミニオンみたいなヤツですが、ドミニオンほどコンボが強くはないかな。遊戯王よりは単独カードプレイ感は少ないけど。
あと、競争プレイではありますが、他人に影響を与えるカードが少なめでロプレイ感がやや強めでありますね。
私は嫌いじゃないし、ソロプレイ感強めのボドゲは女性受けが良いらしいんですけども、嫌いな人にはぬるいって感じるんだろうなあ。その感覚は理解できます(結局の所、どっちも好きなんですよ、私は)。