昨日はD&D5版のお試しキャンペーン、『クリスタルシャードの影』第2回を遊びました。
いやもう、面白いですね。D&D5e。すっかり気に入ってしまいましたよ。クラシックD&Dを初めてやった時の興奮が甦ってくるかのようです。
だからと言って、3版(パスファインダー(PF))や4版をやる気力が無くなったわけでは無いですが。......いや、PFはかなりアレかな。WoC社の戦略に乗せられているかな?
(5eはPFつぶしとのもっぱらの噂)
シナリオは、D&D3.5版、4版、5版兼用の『クリスタルシャードの影』。つまりこれ1つで3つのシステムに対応しているわけです。まあ、お得。もっとも3.5版と5版はかなり親和性が強いので、元々データを流用しやすいのですが。(当然PFとも)
で、このシナリオのもうひとつの売りが、背景世界が『フォー・ゴットン・レルム』、つまり、D&D小説として名高い『ダークエルフ物語』(とマイナーかつ古いものになるが『アイス・ウィンド・ディル・サーガ』)と共通の世界を採用していると言うこと。ついでに言うと、コンピュータのD&Dゲーム『ネヴァー・ウィンター・ナイツ』と同じ世界でもあります。
つまりですね、小説やゲームをしたときに知った、色々な背景知識がそのまま活かせるのですよ。過去の英雄の話とか、悪の軍勢の話とか、その他色々な地方都市の話とか。
楽しいもんですよ、有名な強力NPCと出会うのは。(時代の関係上、ほとんどが敵役というのがまた泣けてくる)
私は、ネヴァー・ウィンター・ナイツはかなりやりこみました。アイス・ウィンド・ディルは小説の1巻を読んだっきりですが(コンピュータ版もあったらしいがやってない)。そういえばバルダーズ・ゲートもフォーゴットンレルムだったな。
『ダークエルフ物語』はまだ読んでません。面白いとは聞くんですがねえ。
さて、この『クリスタルシャードの影』、舞台はフォーゴットンレルムの北の方、ネヴァーウィンターのさらに北、テンタウンズと呼ばれる都市群のあたりです。かなり寒い北方の土地に点在する10の町、テンタウンズ。そしてそこより北には蛮族たちが棲んでいます。ここは、『アイスウィンド・デイル・サーガ』の舞台そのものでもあります。
我々PCはこのテンタウンズの中の1つの町で、陰謀の1つを垣間見てしまい、悪の野望を打ち砕くために、かの町々を飛び回るのです。
......本当に3回ぐらいで終わる話ですか、これ。
なんだか、少なくとも6回分くらいのネタはありそうに思えるのですが。どこの町に行っても、ネタが3つ4つ用意されているようだし。
今回は2回目で、レベルは2です。
少しは強くなったろう、死ににくくなったろうと思って戦いに挑みまして......。
もう少しで死ぬところでした。まつもとさんのエルフは2回の戦闘で1回ずつ、私のローグ・クレリックと藤浪さんのドワーフファイターは1回ずつ。HPが0以下になって、ぶっ倒れました。NPCのヘンガーくんがいなかったら、ホント、死んでたわ。
相変わらず低レベルの戦闘がかつかつなのはD&Dの伝統ですね。
5版の戦闘は、4版や3版ほど戦術性は高くありません。それもあって、作戦ミスや判断ミスは無かったと思うのだけど、サイの目が悪かった。うん。マスターのサイコロの目は走ってましたしね。(私のキャラだけに限っても、クリティカル2回も喰らったし)
1ポイントのHPがこれほどありがたいというのも、D&D低レベルならではですね。
話としては、北の山脈に住むドワーフ部族のいざこざを収める話。といっても単なる内紛ではありません。裏に糸を引いている悪役がおり、こいつらの大元をたどって行くと、テンタウンズ全体を混乱に陥れようとする陰謀に行き着くのです。
まあ、現在まだ販売されている市販シナリオですから、これ以上のネタバレは避けとくとしまして。面白いですよ。特に、今までD&D系の情報(小説とかコンピュータゲームとか)にどっぷりはまってきた人間にとっては。
一応、次回最終回の予定らしいですが、ひょっとしたらもう1回かかるかも、とのことです。
私としてはこんな楽しいキャンペーンは、もっともっと続いて欲しいのですがね。物語の進展がちゃんとあった上で、話が続くのであれば、なおのこと。
それにしても、写真撮り忘れたのは残念。
コメントする