ホビット庄、というゲームサークル。

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かつてホビット庄という名前のゲームサークルがありました。もちろん所属していたわけですが。ざっと20年前くらいですかね。
で、最近は3ヶ月から6ヶ月に1回くらい、かつてのメンバーが集まって、ボードゲームをやっています。かつてのホビット庄はTRPGが中心だったのですが、最近はそこまで時間を割けないので、ボードゲームが中心です。

というわけで、ホビット庄同窓会で遊んできました。

 
 今回は、いつも大量のゲームを持ってきてくれる天瀬さんがお休みなので、あまり新作のゲームはありませんで。
 前回と同じゲーム類が揃いました。といっても、前回全部のゲームを遊んだわけじゃないので、今回は前回遊べなかったゲームを中心に。

 まずは『ゴキブリポーカー』。ハッタリゲーです。勝利を目指すのでは無く、負けないことを目指すタイプのゲーム。
 ターンプレイヤーは配られた害虫カードを一枚、他人に押しつけます。その際にその害虫の種類を宣言する。ただしウソでもOK。
 押しつけられた方は、その宣言が当たってるか、ウソなのかを言い当てることができます。言い当てられたら、押しつけようとしたターンプレイヤーの負け、害虫カードはその人の手元に表になって戻ります。言い当てられなかったら、見事押しつけ成功、害虫カードは押しつけられた人の手元に表になって行きます。
 で、言い当てに挑戦するという選択肢の他に、パスするという選択肢もあります。パスした場合、押しつけられた人はそのカードの招待をこっそり自分だけ見て、そのカードを他の誰かに押しつけるターンプレイヤーになります。まあ、そのカードの正体を知らないプレイヤーが残っている場合に限りますけどね。
 で、自分の手元に表になった害虫カード、同種が4枚揃ってしまったら、そのプレイヤーの負けです。あるいは自分の手札がなくなってしまっても、負け。
 他に害虫カードを全8種類揃えてしまっても負けになる......と思っていたのですが(放課後さいころ倶楽部でもそう紹介されている)、それはオプションルールですね。もっとも、これ、ディフォルトで入れた方がバランスいいと思います。

IMG_0501.JPG

 
 

 次が『ハゲタカのえじき』。軽くて、ルールの説明が簡単なので、知らない人にいきなり説明して遊ぶにはちょうどいいゲーム。特に"ゲーマー"じゃない人に。カードゲームというとトランプぐらいしか知らない人にやらせるとはまるのですが、ゲーム馴れしている人にはちょっと物足りないかも知れません。あと、相手の性格知っているグループのほうが盛り上がりますね。

 
 で、場も温まったところで、その場にいた全員で『タブラの人狼』。
 いろんな人狼ルールがありますが、タブラの人狼の特徴は、途中で殺された人も、1次投票権を持って、ゲームに参加し続けるところです。タブラの人狼では、昼のターン、人狼らしき人を吊し上げる(「私刑」とハッキリ書いてます)のに、2回投票をします。1回目、1次投票で容疑者として2人を選び、容疑者の弁明が終わったあと、ふたりのうちのどちらを吊すか、2次投票します。この、1次投票には、死んだ人間も投票できるのです。逆に言えば、殺されたと言っても、最後までゲームに参加し続け、人狼の正体を知らないわけです。

 これねー、一見いいアイディアのように思えるんですけど、あんまり面白くないです。少なくとも私は、ゲームから脱落して、人狼や占い師たちの正体をハタから見ている方が楽しい。だから司会をよくやるのですけどね。
 そう思わないで、最後の瞬間まで自分の所属する勢力のためになにかする方が楽しいと思う人なら、タブラの人狼は普通の人狼より面白いかも知れませんね。

 あともうひとつの特徴として、夜のターンから始まります。これも、実は人狼有利な状況のようです。最初の一撃で確実に村人側が一人減るのですから。ですから、最初の夜のターンは、人狼側が襲撃を行わない......司会を行った人を襲ったことにして、村人を減らさない、とした方がバランスいいように思えます。その場合、占い師は占いをやれるかどうかは話し合って前もって決めておいた方がいいと思いますね。タブラの人狼ではボディーガードより霊媒師や狂人のほうが優先されて組み込まれるので、もともと村人やや不利のバランスになっていますから、占い師が1回ぐらい余分に占いを出来た方がいいかも知れません。

 そんなわけで3回くらいやったのですが、3回とも人狼勝利でした。

 
 そのあと、佐藤さんの娘さんを交えて、スティッキーとか。

IMG_0502.JPG

 見た瞬間、ルールが理解できてしまうと言う、ジェンガ系のアクションゲームです。
 自分の手番にサイコロを振って、出た色のスティックを抜いていく。束ねているリングが床面についてしまったら、その人の負け。色によって点数が決まっているので、その点数が一番高い人が勝ち(ちなみに崩した人は0点)。

 
 前回参加できなかった『キング・オブ・トーキョー』とか。
 キング・オブ・トーキョーは、怪獣となって、東京に居座り、自分の怪獣を強化しながら勝利点をためていくゲームです。『クォリアーズ!』とか『グリード』のような、専用サイを振り、でた目をチョイスしながら振り直しを2回ぐらい続け、役を作るタイプのものですね。私はけっこうこの手のダイスたくさん振り振りゲーム好きなんですが、テーマのせいか、やる人選ぶんで、自分では買うのを二の足ふんでいるゲームです。なんかね、娘やニョーボがつき合ってくれないのですよねえ。『ドミニオン』のほうが反応がいい。

(で、写真取り忘れた)

 

 で、そのまたあと、人狼。私は外れて、持ってきたノートパソコンで仕事をしていましたが。

 

 ま、そんなこんなで、せっかく持ってきて頂いた「重いゲーム」、『ディセント第2版』や『マンション・オブ・マッドネス』はプレイできませんでした。う~ん、残念。

 

 なんにせよ、楽しかったのは事実です。次回はいつだろう?

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このページは、makiyamaが2015年4月19日 17:45に書いた記事です。

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