私のブログを覗いている人のほとんどは、今さらバトルテックとかメックウォリアとか言っても、問題がないんじゃないかと思うのですが、でもなんにも言わないのもちょっと不親切かなと思うので、簡単に概略。
バトルテックというのは、アメリカ製のロボットバトルシミュレーションゲーム『バトルテック』および、その派生ゲームのシリーズ名です(コンシューマーや体感ゲームがあります)。で、『メック・ウォリア』というのが『バトルテック』をTRPGとして遊ぶときのルール名(正確に言うと、こちらもコンシューマゲームがあります)。
そもそもは、日本のアニメーション『ダグラム』や『マクロス』がアメリカで、『ロボテック』の名前で放映されていたんですね。で、このロボテックのロボット設定を、勝手に流用して作ったゲームがバトルテック、らしいです。Wikiによると。「勝手に流用」のあたり、本当かどうかは知りません。今度楯野さんに聞いてみよう。とにかく版権的にグチャグチャなのは間違いなさそうです。
【4/30追記】ダグラムはロボテックじゃありませんでした。ロボテックとダグラムをごっちゃにしてやらかしたのがバトルテック、らしいです。ちなみにロボテック、マクロスの他にオーガス、サザンクロス、モスピーダなんかがごっちゃに扱われているみたいです。
で現在はオリジナル設定、オリジナルメカのもと、独自展開をしているロボットバトルSLG/RPGです。
......ですが。初期の頃はそういうワケで、『ダグラム』や『マクロス』がバトルしてたわけですよ。
このふたつのアニメをごっちゃに出来るところから、なんかアメリカ人頭おかしいと思っていたんですが(だって大河原デザインと河森デザインですよ?)、このあいだ気が付いたんですよ。このふたつ、ロボットの大きさがほぼ同じ10m前後だってこと。つまり、人間対比において、ほぼ同じ枠に入れることが可能なわけで。ああ、なるほど、アメリカ人はそういうところにこだわったのね、とようやく理解できました。大河原デザインと河森デザインだって、ロッキードとボーイングほどの違いだといわれればそれまでだし。
で、こんな成立過程から、私は日本での翻訳はないだろうと思っていたんですよ。だって、ダグラムですよ。マクロスですよ。それでオリジナル世界ですよ。ないでしょう。普通。
だから珍しく、英語版を買いました。英語版ルール買った初めてのゲームじゃないかな。
そしたら、なんでか、日本語翻訳が出ちゃったんですよ。グループSNEの尽力で。
よっぽど熱心で丁寧な交渉があったんでしょうね。日本版には、一切もとのロボット(ダグラムやマクロス)などに触れてませんが(そりゃ版権がグチャグチャでしょうからね)、イラストを除いて、日本語版が出たんですよ。まあ、熱心な(英語版からの)ファンの中には、このSNE訳に関していろいろ文句を言う人もいるわけですが、シミュレーションのように厳密なルール解釈が必要なゲームが日本語で読めるというのは大変にありがたいので、もうそれだけで私なんかはありがたくて、SNEに足を向けて眠れません。
それで、メックウォリアーです。
実は現在メックウォリアミニキャンペーンをやっております。ぼちぼち、このブログにも書いてありますが。
全3回予定で、現在2回目まで進んでいます。次回3回目が最終回......のはずなんですが、さて、終わるかなあ。終わると思うんだけど、終わるかな。特に人間ドラマ(RPG)部分が。
次回は、手に入れたフィギュアと、ペーパークラフトの建物を使ってプレイする予定です。そう、フィギュアは、以前手に入れたダグラムです。マクロスのもこの大きさであるといいんですけどね......マクロスのフィギュアはキャラクターものが圧倒的に多く、バルキリーはまだけっこうあるものの、他のロボット(バトロイド)はほとんど壊滅状態です。ディフェンダーがあったかな、というところ。せめてなあ、ファランクスぐらいは欲しいよな......と思っているんですけどね。あとアーマードバルキリー。
下の写真は以前も載せたものですが、ペーパークラフトの建物とソルティック(バトルテックではグリフィン)。これらを使ってプレイする日が楽しみです。
次回は5/16予定......そして、この日、佐伯さんが鬼軍曹として(笑)、敵軍を率いてくれる予定です。俺のマスターほどヌルくはないぞ。
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