最近やったデジタルゲームは、と考えてみたのですが。
まあ、マンション・オブ・マッドネス2版のキーパアプリは別としましてね。
そうするってぇと......『カルカソンヌ』?
『カルカソンヌ』はアナログボードゲームじゃないかと突っ込まれそうですが。
私がしばらくハマっていたのが、Windowsアプリの『カルカソンヌ』。ウィンドウズアプリショップで売っているもので、Windowsタブレット用のものですが、もちろん普通のWindows10PCでも動きます。Windowsタブレットがしばらくこれ専用機になっておりました。
ルールはもちろんボドゲのカルカソンヌと同じ(ふたタイルしかない町を4点ではなく2点と数えるというエクスパンションルールも選べます)。そしてコンピュータ対戦相手でも普通のプレイヤー相手でもプレイできます。オンラインプレイも可能です。最大6人プレイヤーまで。
引いたタイルがおけるところは自動的にマークが付きますし、点数計算と管理はアプリがやってくれますので、とても便利でスムーズなゲーム展開。もちろんタブレットの大きさ以上のスペースは必要ないですから、旅行の電車の中でみんなで回しながらプレイ、と言うことも鹿能です。
コンピュータの思考ルーチンですが、まあ、そこそこの強さで、タイルの種類と数をすべて暗記してどの種類の残りタイルがあるか常にカウンティングしながらプレイするようなカルカソンヌガチ勢には物足りないでしょうけど、私のように適当にそこそこやっているような人間にはちょうどいいくらいの強さ。4回に1回くらいはトップが取れ、8~9回に1回ぐらいは5~6位になってしまう位のレベルです。つまり勝って当然というほどではなく、勝てばそれなりにうれしいが、勝てないで歯ぎしりするほどでもない、と言う(私にとって)ちょうどいい強さ。
お値段が500円程度で、カルカソンヌひとセットに対戦相手まで付いてくると考えたら、とんでもないお値打ちものです。しかも購入すると10台までのWindowsパソコン・タブレットにインストールできます。
拡張セットも用意されていて、追加のお金を払えばそのタイルとルールが導入されます。あと、このアプリで知ったんですが、基本セットのタイルを2組分使った「ダブルベース」って遊び方があるんですね。ルールは変更無し。これけっこういいので、ボードゲームのほうでももう一セット買おうかなあとか考えてます。
ちなみにプレイ時間ですが、ダブルベースでも10~15分程度で一ゲーム終わります(私以外の5人がコンピュータの場合)。
私が購入・遊んでいるのはwindowsアプリですが、Android版、iOS版もあります。
捜してみると、こういった、アナログゲームのタブレットアプリ版というのはたくさん有りまして。他に『カタン』(iOS版)も持っています。購入はしていないけど、iOSやAndroidには『宝石の煌めき』や『パンデミック』もあったりするんですよね。日本語化されていないものも含めるならもっとあります。
で、そこらへんのアプリを紹介しているという素晴らしい本が、これ。
『アプリでボドゲ スマホやタブレットで遊ぶ卓上ゲーム』(書苑新社)
著者は徳岡さん。なんだ知り合いじゃん。
単なる紹介でなく、ルールを詳しく、ものによっては勝ち筋まで解説しているので、例え日本語化されていない ゲームでも、これを手元に置いておけばプレイ可能という素晴らしい本です。
発売が3~4年前なので、紙の本の方はちょっと手に入れづらいのではないかと思うのですが、kindle版で発売されてます。
あと、3~4年前の本なので、これに載っていないゲームも増えてます(先ほどの『宝石の煌めき』や『パンデミック』は載ってなかった)。なので、情報を追加した新しい版を出して欲しいものです。
しかしアプリゲームは良いですね。カルカソンヌに限らず、だいたいは本物のボードゲームを買うより安い値段で、しかも対戦相手もつけてくれます。普通のソシャゲよりずっと安く済むし。500円以下のものも結構多いので、探してみるとよいでしょう。
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