このブログに書いたことはありませんが、私、かなりのネコ好きです。イヌも結構好きですが、今はネコのほうがより好きですね。ちなみに猿や鳥はあまり好きじゃないので、動物好きというのとはちょっと違うんじゃないかな。
まあ、それはそれとして。 先日『キャットルフ』、やりました。メンツはうちのニョーボ、娘、Fさん夫妻(アエテ名ヲ秘ス)。いずれも劣らぬ猫好きのメンツ。
キャットルフに関しては、以前も書いたのですが、クトゥルフ神話TRPGのサプリメントの一つで、PCがネコになってプレイするものです。いわゆる擬人化というやつですね。
どの程度の擬人化かかというと、「吾輩は猫である」とか(ネコじゃないけど)「冒険者たち(ガンバの冒険)」とかのレベル。 いや、ネコを他の動物と一緒にしてはいけませんよ。だってネコは高度な知性と哲学を持っているのですから。擬人化などではなく、これは一種の事実です。とツッコミを入れてしまうような人にはたまらんサプリです。ドイツで作られたサプリだそうですが、ドイツ人も猫好きが多いんですかね。 (余談ですが、クトゥルフ神話TRPGの人気はアメリカ本国を除くと、どうやら日本とドイツで高いようです。どちらもたくさんの独自サプリを出してる)
ラヴクラフトもかなりの猫好きだったそうで、草葉の陰で喜んでるんじゃないかなあ、このサプリ(キリスト教徒の霊が草葉の陰にいるかどうかは置いておく)。
今回のキーパーは私、シナリオはサプリ掲載の市販シナリオ。なので、以下少しネタバレが混じりますがご勘弁を。
いやね、最初シナリオ読んだとき、思ったんですよ、「これ、別にキャットルフじゃなくてもいいシナリオじゃん」と。 つまりシナリオにネコならではというネタが見当たらなかったのです。ネコを人間に置き換えたら、そのまんま普通のクトゥルフシナリオになりそうな。
だから、ちょっと不安でした。うまくキャットルフにできるのかと。
しかし、結論から言うと杞憂でした。 キャラクターの能力、技能、なによりもプレイヤーの意識のもと、キャットルフでしかありえない展開になりまして。 なにより、クライマックスで屋根の上で寝ちゃって、それが事件解決につながるという展開はネコだ、ネコ以外ありえない。ドリームランドにゲートを開く必要があって、そんな展開になったのですけどね。 (ちなみにこれ、シナリオに例示された解決法では無いです)
しかもゲーム中では(始まった時点で死んでいた猫を除いて)誰も死なないという実にほのぼのとした終わり方でした。悪人は懲らしめられたしね。(悪人が逮捕されてめでたしめでたしって、クトゥルフでは滅多にない展開では?)
なんかみなさんに気に入ってもらえたので、そのうちまたやるかも知れません。つーか、キャットルフシナリオ書いて、同人で売ろうかしら。
あ、プレイ中の写真撮り忘れたにゃ。
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