GWが終わってからもたっぷり遊んでます。

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と言うわけで、前の項目が長くなってしまったので、新しい記事で、やったゲームをだらだらと。


ジューシーフルーツ

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タイル置きゲー。なんですが。

最近の流行なんですかね、わりと他人の邪魔の要素が少なめで、自分の手元のボードに集中できるが、共有の市場にはリソースがあってそっちは早い者勝ちで勝利点などが手に入る、ってパターン。前項で紹介した「ウィングスパン」なんか典型ですし、「ヴィレジャーズ」とかもそうですよね。あとはインディアンサマー」とかもそう(インディアンサマーは直接他人のタイル持ってちゃうのも存在しますけども)。

いや、私も好きですよ。特定のプレイヤーにヘイトを貯めないようにしてあるシステムは。でも特に、女性受けするらしいんですな、こういうシステムは。わからんでもない。私も、わりと自分の手元で色々な物組み立てるの(に集中するの)が好きなので。

感じとしては15パズル、つまり16マスに置かれた15のタイルをスライドしていくのに感じが近い。あれとか、「箱入り娘」とか「パーキングプール」とかのタイルスライドパズルが好きな人は気に入るんじゃないですかね。私は気に入った。

あと、果物コマがかわいい。



フィヨルド

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ニョーボが評判を聞いたらしいので買った作品。

9才の子でもルールが覚えられる、とのことでした。そして実際、その通り。

最終的には、自分の陣地(ヘクスタイル)をどれだけとったかが点数になるんですが、まず前半は、そのヘクスタイルを並べてゲーム盤面を作るのが目的。ここで自分に有利な地形を作り、あるいは他人のたぶん陣地にしようとしているところに自分のコマを侵入させたりといろいろ作戦。

でもってタイルを置き終わったら、今度は自分の陣地からミープルをどんどん置いていって陣地を増やしていくというもの。

並べ方にルールはありますが、地形が矛盾しないようにタイルを置く、ミープルは自分のモノにした陣地から平地で繋がっている隣ヘックスに置く、というだけのもので、確かに9才でも出来るわ。

ですが頭は使う。運もちょっとある。良い感じです。極めるに足るだけの奥深さと面白さが感じられます。

囲碁に感じが似てましたね。つまり一度配置したら動かせないコマで陣地を囲うというフィーリングが。



チケット・トゥ・ライド

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いや、アプリでは持っていたし、何回も対戦もしたんですが、実際にコマ置いてやったのは初めてなんですよ。

ちょっと列車コマ、安っぽいような気がしましたが......まあ贅沢言っちゃ始まらない。(とか言って、15周年記念版に気が行きそうになる自分を留める)

それはともかく。このゲーム、さっきも言いましたとおり、アプリで散々やって、ちょっとは自信があるんですよ、私としては珍しく。 でもこの回は、北島君にはやばやと拠点となる路線を押さえられてしまい、遠回りして、一本道に繋げることが出来ず、ロンゲストや一番遠い目的地カードを完遂することが出来ませんでした。くやしいなあ。

まあ。、目的地カードの引き運も大きかったのでね。しょうがないちゃ、しょうがない。



アルバリ

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もうひとつ列車ゲームとして、「アルバリ」。いや、買ったときはお茶(紅茶)のゲームだとは知ってたが列車ゲームだとは知らなかった。

言ってはなんですけど、パッケージが地味で損しているゲームですね。けっこう面白いんですが、この渋い深緑色がね。いや、茶葉の色なワケなんですけど。

インドのアルバリ鉄道をテーマにしたゲームで、お茶園を経営しながら、鉄道を引いて出荷できるようにするゲーム。鉄道はみんなで作るんで協力ゲームみたいなんですけど、もちろん一番儲けるのはオレじゃ!と言う競争になるワケですよ。

実在のアルバリ鉄道に関しては、動画サイトにけっこう上がっているので、それを見てからやると楽しさ倍増。いやあ、とんでもないところ走ってますよ、あんな小さな汽車で。



ミステリパーク

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Dxitの進化形の「ミステリウム」の、さらに進化形のゲーム。

ミステリウムと同じく、物が言えない幽霊が、自分を殺した犯人を追い詰めるため霊能力者たちにイメージでヒントを送って犯人を当ててもらうという設定。

と言うわけで、マスター(幽霊役)がいて、マスターが出してくるイメージカードを使って犯人や犯行場所を当てるというゲーム。 ミステリウムを簡略化した感じですね。ミステリウムは3つの要素を当てる必要があったけど、こっちは2つに減ってます。当然、かかる時間も少ない。

で、感想なんですが......おもしろいです。面白いんですが......「ミステリウム」をまんま小さく、お手頃にした感じなので、ひょっとして(デベロップメントを重ねて)始めっからこっちを出しても良かったんでは? なんて思うわけです。ボリューム以外何の変更もなく、ミステリウムまんまの楽しさを味わえるので。



エンデバー(第2版)

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これは初めてじゃないんですが。拡張を入れては初めてなのかな。

大航海時代、大植民地主義時代を舞台にした植民地開発ゲーム。ええ、「開発」であって「経営」ではないんですよ。

私、これ、どうも苦手でねえ。ビリ以外取った記憶がない。いやほんとに。

どうも私は序盤・中盤・終盤の見極めがヘタなのかも知れない、と思います。



バロニィ

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陣取りゲーム。なんか、ちょっとフィヨルドと似てますが、もちょっと複雑で、プレイヤー同士のぶつかり合い(戦闘)も起きます。

とはいえ、ルールはかなり簡単です。都市をおいて、騎士を集め、騎士を移動させて村や要塞を作り陣地を増やして資源を得たり、勝利点(名誉点)を稼ぎます。 この名誉点のチャートが一種独特でして。アクションで名誉点を稼ぐ届かんと100点くらい入ります。いろんなアクションの結果稼いだ点数は、一列(2~30点くらい)だけずれます。

見ればああ、とすぐ理解できるのですが、文書だけで説明するとめんどくさいですね。

まあ、いい感じにアブストラクト味があるボードゲームです。



シードミードのシヴィライゼーション

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なんか写真の絵ヅラが「バロニィ」と似ていますが、もちろん全然違うゲームです。タイトルで聞き覚えのある人がいるかも知れませんが、コンピュータ版の傑作シミュレーション「シヴィライゼーションⅣ」のボードゲーム移植版です。しかもゲームデザイン、ワレスという。面白くないわけがないというか、おもしろくないものを出版するわけがないこの組合せ。

と言うわけで、とても面白いです。陣取りと文明拡張の要素が組み合わさって。 ただ、終盤、直接的に戦争して殴り合いになるんですよね。もとのコンピュータゲームと一緒で。選択肢のひとつとしての戦争なんだけども......避けられないのよねえ、どうしても。そしてそんなにリスキーな手でもなく。 実を言うと、コンピュータ版の「シヴィライゼーションⅣ」にはまれなかったのもこれのせい。あれも最終的に戦争して殴り合うんだ。

というわけで、面白いことは面白いけど、好みに合わないので、私は買わないと思う。うん。買わない。コマがかわいいけど、買わない。買わないったら、買わない。(ぐらつきそうな自分を縛めるためⅣ回いいました)



11ニムト・6ニムト

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11ニムトは、6ニムトの姉妹ゲー。同じようなカードを使ってのゲームです......が、他の人が私を待ってる間にやってたので、実はルールを知らないのです。そして6ニムトは、もう私なんかが語るまでもない超メジャー定番ゲーム......だと思っていたんですが。

なんと、中谷くんが今回初めてやった。そして、その出来の良さ、ルールの簡単さ、それでいて腹の読み合いの深さに感動しておりました。

まあ、私も出来のいいゲームで好きなゲームですからああも感動されるととても嬉しいです。

ところで6ニムト、アプリにあるんだけど、勝てないんだ、これが......。いくら運がそれなりのウェイトを占めるとは言え......。俺、弱いのかな。う~ん(ダジャレ)。



主計将校1943

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 いやあ、おもしろかった。箱絵でなんとなく敬遠してた自分の頭を殴りたい。おもしろい。そして困ったことに6人ゲームなんだ、これ。

 説明しますと。第二次世界大戦をテーマにしたボードゲームです。いわゆるウォーシミュレーションではなく、ホントにボードゲーム。正確に言うと自分の手持ちのカードをプレイするのが中心になるので、カードゲームと言えないこともない。

プレイヤーは第二次世界大戦の6カ国のうち、(基本的には)ひとり1国を担当します。基本的には、というのは、6人に満たない場合、幾人かが2国担当します。なので、6人プレイが一番公平だし、ゲーム的にもバランスが取れているし、面白さも一番なのですよ。というわけで6人ゲーだといった次第。でも普通は、そこそこ重めのデッキゲーを喜んでプレイしてくれる、そして「第二次世界大戦」というテーマにアレルギーを示さないプレイヤーを6人揃えるのが一番のハードルですな。 (とか言いつつ、2回プレイした2回友が6人だった私は幸せ者)

で、その国ごとにカードデッキがすでに構築されていて。当然そのデッキはその国に合わせて調整されております。イベントカードは第二次世界大戦中に起きた事件や作戦がありますし、海軍陸軍の比率なんかもその国ごとですし、国力によってカード枚数が違うという。 プレイしていくと、なるほどこいつはソビエトだ、こっちはアメリカだと納得のいくデッキビルド。なので、ちょっとは第二次世界大戦の知識があった方がより楽しめますが。 全体としては、やっぱりカードゲームのデッキ構築ゲームです。(いやまあ、デッキはすでにスタート時点で組み上がっているわけですが)

割りと簡単なルール(デッキビルディングなのでここのカードに書かれた個々のルールはあるわけですが)なのに、第二次世界大戦をキレイに表現というかシミュレートしているとこがすごいです。ゲームの可能性の深淵というものを感じましたね。うん。

国は3つずつ、連合国と枢軸国に分かれてのチーム戦です。なので、やっぱり6人が一番バランスが良いんですよねえ、対称形という意味で。 機会は少ないだろうけど、その機会があったら是非ともとおすすめしたいゲームです。うん。すごい。

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このページは、makiyamaが2022年7月 3日 13:26に書いた記事です。

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