本日も終わりました。トラベラーオンセ『リヴァイアサン』キャンペーン。
今日も緊張の連続でした。そして、上手くやれたとはちょっと言い難い。毎回マスターするたびに思うのですが、楽しんでくれているのかどうかとても不安で、特にオンセ文字チャットとなると、もう、なんて言いいますかね......やってるときは楽しいんだけど、終わったあと、あーすればよかった、あれはまずかったと反省を通り越して自己嫌悪ばかり。
まあ、仕方ない。やってしまったものは。
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さて、草原の惑星ブローデルで、そこの遊牧民が襲撃生物に襲われているのを助けた一行。ケガをした族長を助けるも、本格的な再生治療にはリヴァイアサンの設備が必要と、彼と船医デイトレーはリヴァイアサンに帰る。
他のメンバーは遊牧民たちの部族の船に招かれた。この星では草原の海を移動するために、車輪の着いた帆船やヨットのような乗り物を使っている。そして遊牧民のキャンプは、大型の船をつないだベースの上に広げられているのだ。遊牧民の常として、外部からの客には大変親切だ。ここの民たちも、PCたちを歓迎し、宴を催してくれる。
そこで、情報収集をした結果、部族の中の人間関係を知ることになる。PCたちと最初に接触したラーキという少年は、部族長の娘、レシィに好意を寄せられている。が、若手で一番の実力者はダラメで、彼は族長の座とレシィを狙っていた。ラーキは今ひとつ自分に自信を持てないでいる。
明日に行われるムカイの儀と呼ばれる儀式は、成人の儀式であると同時に、部族の揉め事を解決する手段でもあった。族長代理となったレシィは、ムカイの儀を執り行い、その儀で一番素晴らしい獲物を仕留めたものがケガをした族長に変わって新族長になる、と宣言した。これはとりもなおさず、新族長にレシィが嫁ぐと言うことでもあった。ざわつく男たち。
そして、レシィが指名した狩りの介添人は、バトルドレスのテレサだった。
その夜、一人でキャンプから離れていたラーキを見つけ、ヴォーマンは彼を勇気付ける。ヴォーマンの言葉に、ラーキはレシィの期待に応えるべく、熱意を取り戻すのであった。
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というわけでしてね。ドラマとしてはまあ、まあまあくらいかなとは思うんですが、トラベラーでやるネタなのかなという気がしてきました。トラベラーって、もっとハードSF的な設定とシチュエーションの中を最善策を探って冒険するような話であって、こんなふうに、物語性が強すぎる(多少穏便な表現)ものではないんじゃないかと、そんな気がしてきましてね。そもそも主人公たちが動いて(惑星にやって来て)、それに対応してドラマが始まるならともかく、『偶然にも』ドラマの起きる場所に居合わせるってのはどうなのよ、という......。
それ、ブローデルに限らず、ゴレールでもパーンでもヴェルスカーでも、今まで訪れた星の半分くらいがそうだろ、といわれればぐうの音も出ないのですけどね。族長がケガするタイミングでなんでPCたちが訪れたの、とか突っ込まれると、もう答えようがないんですが......(もちろん、プレイヤーのみなさん、優しいのでそんなツッコミはしませんが、自分自身がね)。
特に、この第2班は、ほっといてもドラマを見つけ出す人たちなんだから、あんまりレフリーの方でドラマ意識しなくてもいいだろう、それ最近のTRPGに影響されすぎ、みたいに思うのですけど......。う~~ん。まあ......悩むところです。
そこらへんをまずクリアしてから、ドラマとしての面白さ、でしょうねぇ......。う~~ん。
それはそうとブローデル、順調にいってまして、この惑星でのエピソードも次回でお終いだろうと思われます。
問題は、そのあと。スパイ問題と、色々な報酬についての話ですね。それは楽しみなところです。
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