作業判定。

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レーティング判定まで話をしたら、作業判定のことも触れないわけにはいきませんね。

作業判定は、失敗はしないけど、どれくらいの時間でできるかが問題になるときに使われる判定です。例えば、戦闘の最中に扉の鍵開けができるか、とか。時間をかければ鍵はいずれ開くのだけど、戦闘ラウンドのどのラウンドで開くかはかなり重要な問題になりますからね。

そういうわけで、作業をいつ完了するか、それを判定するためのルールシステムを持っているTRPGシステムも一時期結構ありました。
なんか、最近のシステムには無い気がするのですけど、気のせいかな。

基本的な考え方としては、レーティングで進捗できた量を出し、それを足していって、一定量を越えたら、その作業が完了できた、と判断するものです。

これ、気の利いたマスターはシステムがなくてもやっていたのですけどね。「1ラウンドにサイコロを振って、作業量を決めて、10たまったら、完了ね」といった具合。それをちゃんとシステムに組み込んだという。

TORGでは、イニシアティブカードに専用欄にABCが書いてあって、それをつかって判定します。たしかパラダイスフリートにも作業判定ルールがあったような気がしますが...(出先なので、ちょっと確認できません)。MERPには作業判定表があって、それで何%完成できたかがわかります。

面白いことに、最近のTRPGシステムにはこの作業判定は無いようです。D&D4thでは単に成功回数になってますしね。日本のシステムはどうなっていたろう。

確かになくてもどうにかなるルールではありますが、徐々に完成していく感じがでて、いいルールだと思うのですがねえ。
やっぱり、作業量を見積もるのが難しいのかな。

自作のシステムにはきっと導入すると思うのですけどね。

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このページは、makiyamaが2015年4月11日 11:13に書いた記事です。

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