「アナログゲームをまったりやる会」略してあなまた。こいでさん主催のゲーム会、ですが、今回はこいでさんいらっしゃいませんで。いなくても普通に進行してしまうと言うのは、考えてみれば変ですねえ。
で、昨日はTRPGの回でした。
現状、あなまたのTRPG回は松本さんとHJ北島さんの、D&D4thキャンペーンみたいな感じになっております。それしかないわけではないハズなんですが、特に異論も上がっていないので、こればっか。
私は気に入ってますけどね。
で、北島マスターのD&D。
メンバーは、
マックス(ヒューマン/バード・アーデント・クレリック・アーティフィサー)......牧山
ブロンズ・ジャック(ドワーフ/ウォーデン)......あにさん
ウィルフレート(ヒューマン/ウィザード)......サタナイ北島さん
日輪大王(ウォーフォージド/パラディン&バーバリアンハイブリッド・アヴェンジャー)......桂さん
ニケ・リリ(シフター/ドルイド)......ニョーボ(途中参加)
レベルは全員8。
前回から実プレイ時間で半年たってまして。みんなだいぶ前回の話を忘れている。
舞台はエベロン。D&Dにしては珍しく、ちょっと文明が発達していてスチームパンクっぽい世界です。FF7以降のFF世界が近い、らしい。(FFやってないから正確にはわからないんですが)
確か、政治的な会議があって、オブザーバー兼護衛みたいな役割で、カルナスだかどっかの国境付近に行った帰り、陰謀で飛空船が落ちそうになって......というところで中断したと思うのだけど。
なんでか、今回は、すでにその飛空船は墜落・不時着してて、我々はそこから脱出、壮絶な冒険の末、本国にたどり着いている、というところから始まりました。
その壮絶な冒険、やりたかったなあ。
で、今回は、その墜落した飛空船から、エネルギー兼エンジンである捕縛エレメンタルと、フライトレコーダーみたいな魔法装置の回収を依頼されました。
裏で暗躍する各勢力のエージェントたち!
......の陰謀を、PCたちは全部(意識せずに)踏みつぶしていきまして、墜落場所近くのドワーフの村にたどり着きます。
ところが、その村には人間排除派のウォーフォージドがやって来てて、ドワーフたちを捕まえ、飛空船残骸回収の情報収集と強制的な協力(徴用とも言う)を強要していたのです。
状況はよくわからないが(いつも偵察要員だったドルイドが休みだったので)、とりあえずドワーフを捕まえ何かを強要している。悪いやつに違いないと言うことで、乱入。ぶっ倒したのはいいのですが、勢い余って、捕まってたドワーフもちょっとばっかり......(笑)。
初っぱなのウィザードのスリープが豪快に効きまして、かなり有利に戦闘を運びました。まあ、一日毎パワーなので、これくらい強力で無ければ困るってな感じではありましたが、他の人は一日毎パワーを使わずに済んだ当たり、やっぱり強力だよなあ。
適切なリソースの投入は結果的に、他のリソースの損耗を押さえるのです。
で、倒してドワーフを助けたのはいいのですが、このドワーフがあまり友好的でなかったので(なにしろ、命を助けてやったのに、村の近くに飛空船を落としたとして我々を疫病神呼ばわりしましたから)、ちょっと脅しつけまして。なんでか、むしろ敵の生き残りとの方が友好的な交渉になってしまいましてね。
で、実際の飛空船墜落現場に行ってみると、そこではドゥエルガー(ダークドワーフ)とトロールが残骸の回収真っ最中。しかもまた、ドワーフが人質として捕まっている。
運良く出目がよくて、みんなが隠密に成功してしまったので、状況も完全に把握しないまま、不意打ちで戦闘に突入。
ドゥエルガーはけっこう強かったみたいなのですが、それを早めに気が付いたPCたちが集中攻撃。遠くにいたトロールがこちらに向かって接敵してくる前に、ドゥエルガーを倒してしまいました。マスターは「瞬殺」と行っておりましたが、いやいや、それほどでもありませんよ。2~3ラウンドはかかったはず。
制御役のウィザードがここでも一日毎パワーで戦場を制御、敵を分断。指揮兼制御のバードが近距離の敵と味方の位置を巧みに有利に入れ替え、防衛役のウォーデンが囮を勤めて撃破のパラディン(←ここなんかおかしい)が敵をズンばらり。
自画自賛でもありますが、実に見事な連係攻撃でした。いやぁ、みんなD&Dプレイのベテランだからなあ(自分も含めて)。
ところが、問題はここからで、実は飛空船の残骸にはキメラのつがい(?)が巣くっていたのでした。巣に戻ってきたキメラたちと、小休憩を挟まないまま(=遭遇毎パワーやHPを回復しないまま)戦闘に突入したPCたち。
ここに、ドルイドが途中参加して、戦闘。
そして、撃破パラディンたる日輪大王が光ってまわる!
78ダメージって、8レベルで出すダメージじゃないぞ。
キメラが重傷になったところで、必殺「バードの降伏勧告」!
つがいのキメラはお互いを気遣って、退散していきましたとさ。
このあと、飛空船残骸回収でも、NPCのアーティフィサーが怪しげな動きをしていたのですが、ウィザードとバードの連係プレイによりとっちめて、陰謀がまた1つ、小さな芽のうちに摘まれてしまいました(DM談)。
いやもう、なんというか。DMに言わせればかなりいろいろ予定外だったようで。
まず、最初の村で、ドワーフを助け、スローターストーン・スライサーというドワーフ制作の戦闘ゴーレムみたいなのを借りられる予定でした。あとキメラの情報も。
これによって、キメラにももっと楽に勝てるはず......だったらしいです。ところが、この村のドワーフとケンカして、脅しをかけてしまったので、スローターストーン・スライサーは借りられないまま。
そしてキメラの情報が無いので、そのまま、ドゥエルガーの回収部隊と戦闘。情報があれば、キメラとドゥエルガーをぶっつけて漁夫の利を狙うとか、少なくともキメラ戦を考えて力をセーブしておくとか、色々な方策もとれたはずですが、そーゆーのまったく無しで戦闘に突入してしまったわけです。
DMによれば、ほぼ最悪の展開で第2遭遇、第3遭遇に突入してしまったらしいのですが、でもまあ、勝ってしまいました。サイコロ運が特別良かったわけでなく、マスターの戦力設定も甘かったわけでなく(あとで聞いたら、14Lv遭遇だとか。6レベルも上の戦闘かよ!)、強いていえば、日輪大王のビルドと、メンバーの連携が非常に上手く行った結果じゃないですかねえ。
まあ、なんにせよ、非常に4thを堪能しました。うん。満足、充実。
ところで、このキャンペーンを第5版にしようかとか北島マスターは言ったのですが、う~ン、あまりにもいろいろ変わりすぎるし、4版もっと遊びたいしなあ。5版は5版でやるとして。
この話はしばらく4版で続けましょうよ。
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