英語と格闘中。

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 トラベラーの英語サプリメントを読んでいる最中なんですがね。

 以前も書きましたが、ホント、私、英語って苦手なんですよ。だからもう、今英語読んでいるのは、ゲームをしたい一心なんです。

 そしてまあ、ゲームの英語って、そんなに難しくはないのですね。悪文はあるけど。専門用語が多いから、案外理解しやすい......とは思うのですけども。

 

 まあ、ベティとジャックが放課後なにをしたかなんて文章を読まされるより、ゲームのプロットを読まされる方がずっと面白いし。そういうのもあるでしょうねえ。教科書に載っている文章は基本的に、教え込むための文なのに対し、サプリの英語は、日本人のことなんかは考慮していない、そして普通の英語ネイティブの人間が、勉強では無いことに使うためのものなんだから。俺にとっちゃ、セサミストリートよりずっと面白くて当たり前、ですな。

 でですね。一生懸命、『SpinwardMarch Encounters』を読んだわけですよ。これ、その名の通り、スピンワードマーチ宙域の、各星域ごとに3~4つのエンカウンター(イベント・プロット)が載っています。で、今回プレイヤーが行くところと言ったら、リジャイナ星域、アラミス星域、ランス星域、ライラナー星域の4つ。これ以外に行く可能性がないでもないけど、でもどこかで区切らないとなりませんから、やっぱりこの4つ。

 この4つの星域のエンカウンターを、辞書ソフトを使い使い、翻訳していったわけですよ。で、わかったこと。

 ......『黄昏の峰へ』でPCたちが行きそうな星系のエンカウンターが、ない。

 一応、汎用のがひとつありましたが、あとは全部、スピンワードマーチ・コアを外れた星系でのイベントばっかり。汎用は、まあ使えないことはないんですが、汎用使うぐらいだったら「スピンワードマーチの」遭遇集なんか読んでねーよ、という。

 

 あとねえ、『黄昏の峰へ』に紛れ込ませたかった他のシナリオも、3つのうちふたつまでが、スピンワードマーチ・コアじゃないんだ、これが。

 

 スピンワードマーチコア.PNG

 

 そういうわけで、レフリーとしてはあまり『黄昏の峰へ』キャンペーンに固執せず、プレイヤーの選択のまま、ふらふらとスピンワードマーチをうろつき、貿易をしてもらうことにします。まあ、貿易だけやってたって面白いんだから、トラベラーは。それで、昔やった時のように、アンバーゾーンのネタで小イベントを挟みながら、お宝を目指してもらいましょう。うん。

 

 エンカウンターに関しては、「60人のパトロン」と同じように、そのイベントの真相や展開が1d6で決定されるようになっておりますが、それとは別に「アンバーゾーン」という、エンカウンターよりは細かいシナリオプロットのスタイルがありまして、この"SpinwardMarch Encouters"にも乗っております。アンバーゾーン。

 これは、ちょっと詳しく決められている分、汎用性が薄れておりますが、しかし、ちょっとした改変程度でシナリオの中に紛れ込ませられそうです。そしてですね、面白いんだ、ここに乗っているネタが。これは絶対にプレイせねば! って感じです。

 というわけで、今度は『101貨物』を読んでいます。これは、トラベラーの荷物をより細かく設定するためのサプリです。シナリオにするほどではないけど、ちょっとした味付けと、ちょっとしたトラブルのネタになりそうな設定を決めるルールです。例えば、その貨物の中身の形状(液体だとか、顆粒状だとか)、保存温度(常温可のも多いが、冷凍や保温が必要なのもそれなりにでてきます)、空気(大気)の組成とか、他の注意点とか......。保存音頭だけとっても、温度維持装置がトラブったらとか考えると、いろいろネタが膨らみますね。ネタまで膨らませなくても、それでさくっと「あっ、荷物が劣化したから、8割でしか売れないよ?」とか言えちゃうし(笑)。

 そしてそれとは別に、エンカウンターのように、シナリオプロットも載っています。

 実に濃いサプリです。20ドルしないサプリなんですけどね。

 

 まったくもって、英語を読むのが面白くて堪りません。

 そんなことを思う日がやってくるとは、学生時代の俺は想像もしなかったなあ。英語が出来ると面白い世界があるんだろうなとは思ってたけど、英語読む事自体が面白くなるとは。

 拙い文法知識と、僅かの単語の知識と、専門用語と、辞書ソフトを頼りに英語の本を読み進めていく。読んだものは、遊びに(!)使える。

 とても面白いです。なんかね、プログラミング(というよりLinuxを勉強しているとき)と似たような楽しみを感じている自分がいます。プログラミングは理系で、文章を読むのは基本文型だと思うのだけど......でもそう感じるんだから仕方ない。

 

 というわけで、来週から、トラベラーオンセキャンペーンを開始するべく、一生懸命サプリを訳しています。

 まあ、自分が読めりゃいいし、誤訳してたからと言って、誰かに批難されることもないし(誰にも原本見せませんからね)、セッションを面白くするのに役立ちさえすれば、テキトー超訳でもオッケーなワケなので、メモに毛が生えたようなレベルの文章になってますけどね。

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コメント(2)

インターネットとかに転がっている、ライツ不明なコンテンツには中国語も多いのですが、僕はまだ「これは面白い」と言う中文には出会ってないですね。
(英語ならあるのかと言われると困りますが(笑))

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この記事について

このページは、makiyamaが2015年7月13日 21:49に書いた記事です。

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