木曜日はトラベラーオンセだったのですが。
タイトル通り、PCたちの宇宙船はリジャイナを発進出来ませんでした。でも、少しはロールプレイ部分をしたかな。
まず、PCたちの宇宙船のお金の色々なところを説明。
これはルールではなく、よくPC間のお金のやり取りを明確化する方法として取られるものですが。
船の儲けを株式関係で処理するというものです。簡単に言えば、船の運営を10株の株にして、それを購入してもらうことによって出資金を集め、それを商売の元手にするというもの。もちろん株ですから、船の方針の決定の発言権にも影響してきます。
で、今回3人のPCがいたのですが、株式配分は以下の通り。
ヨルク(PL:タノ)...............Cr.63,000、7,000*9株
アーロン(PL:テオドシアス)...Cr.7,000、7,000*1株
エーリッヒ(PL:ランドル)......Cr.0
自動的にヨルクがオーナー兼船長に就任。前回の儲け(という名目で最初にもらえる金額)のCr.40,000と合わせて、Cr.110,000です。
でもって、最初のリジャイナの投機品目は「鉄鋼」となりました。トンあたりCr.500(標準価格)。PCたちの船(名前まだ未定)は61トンしか積めませんでして、これを標準価格で買った場合、Cr.30,500となります。充分に買える金額ですね。
ですが......鉄鋼を高値で売れる市場「貧困世界」は近くにありません。近くの星はどれも標準価格ばかり。
ここで、あくまでもシミュレーションとして、ちょっとサイコロを振ってもらい、いくらで買って、いくらで売って、いくらくらい儲けが出るか、試してもらいました。アーロンが<ブローカー>-1を持っているので、価格決定の際のダイス目を1、コントロール出来ます。
買値は8を出し、技能修正市場修正を加えて、6。標準価格の90%で購入出来ます。で、売値は9を出し、修正を加えて、10。標準価格の130%で売れます。つまり40%の儲け。
500*61*0.4で、Cr.12,200の儲け。
ですが、ここに燃料代を入れるとですね。Cr.500の高純度燃料だと、1航海Cr.30,000かかりますので真っ赤っかの赤字。Cr.100の低純度燃料だとCr.6,000なので、まあCr.6,200の利益。いやいやここから乗員の給料とか引かれるのですけどね。
まだ行く先が決まっておらず、従って乗客での儲けを計算していないし、乗客の儲けはけっこう率がいいので、赤字と決まったわけではないですけど、かなり苦しいですね。PCは給料無しという選択が出来るけど、NPCはそれが出来ませんし。スチュワード雇っちゃったから。(でもこのスチュワード、有能なので、乗客を集めるときに活躍してくれるはず)
というわけで、ヨルクがうんうん唸って鉄鋼を買うかどうか悩んでいる間、アローンとエーリッヒは宇宙港に繰り出し、スチュワードを確保。なんかお調子者っぽいけど、有能そうなマテニーマンという男を雇います。
というところで、木曜班第1回はお終い。
タノさんはあまりの儲からなさに愕然としていたようですが(笑)、まあ、トラベラーなんてこんなもんです。もっともこの船、少しポンコツで、燃料代が倍食っているから、それで結構キツくなっている部分はありますけどね。
さぁて。次回以降の航海が楽しみです。
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