そういうワケで、ようやくリジャイナを飛び立ちました。A2型自由貿易船"ムクタ・シャハサ"。
今回、ライアン船長のプレイヤーが来ませんでしたが、まあそこは適当に流して。長いキャンペーン、そういうこともあるさね。
前回の投機商品、クリスタルを4トン分だけ買いまして(けっこう、これで揉めた)、残りの船倉は委託貨物の定型コンテナを詰め込みました。リジャイナはTLの高い世界なので、ここから他の世界に持って行く荷物や乗客には困らない状態です。なので、船荷も隙間は2トン分しかなく、特等船客二等船客も乗り切れないほど来て、満員御礼。残念ながら特別貨物はありませんでしたが。
燃料も、けちらず、ちゃんと精製済みの上質燃料を購入しました。これもクリスタル購入絡みで少し揉めたんですよね。つまり、低純度の燃料を入れて、その分少しでもクリスタルを買おうという意見も出ました。結局は、ミスジャンプが怖いので、精製済み燃料を入れたわけですが。
で、出航して、ジャンプ可能点(100倍点)まで通常航行、そこからジャンプ座標設定、ジャンプドライブ始動、そしてジャンプと、ルールブックに書いてあるとおりの判定をこなし、トラベラーの通常航海を味わってもらいました。まあ、最初なので、いちいちひとつずつやりましたが、次回からは基本的にはジャンプ判定だけしかやらない予定です。ジャンプするまでに5回も判定があるなんて、どう考えてもその間に失敗することを期待したイジワルにしか思えないんで。
まあ、海賊に追われながらジャンプで星系を脱出......みたいな展開になったら、消費時間も関係あるので、ちゃんと5回の判定をするかも知れませんが。
そして、ムクタ・シャハサはジェンゲにジャンプアウトします。
このジェンゲという世界も、なかなかにすんごい世界を持ってましてね。GURPSトラベラーサプリメント"Behind the Claw"によると、150年ほど前に衛星が軌道を外れ、地表に落下しまして......って話はこの間書いたか。この時巻き上がったチリの中から、重金属を回収するステーションが大気圏内にあるという設定もあります。スターンメタル・ホライズン社のかな。
で、このジェンゲ星系についたところで、宇宙船との遭遇が発生。プレイヤーたちには緊張が走ったのですが、まあ、帝国内でそんなヤバい遭遇はそうそう起きるはずもなく、今回もスターンメタル・ホライズン社の調査船という結果になりました。うん。サイコロ運ってのは不思議なもので、別に操作したわけでもないのにジェンゲにふさわしい結果が出ました。
かくして、ムクタ・シャハサはジェンゲの軌道上宇宙港に接岸したのでした......というところでお終い。
今回もまた、私の都合で、ちょっと始まるのが遅くなってしまい、その分、ちょっと遅くまでやったのですけども。ストーリーをかいつまんで言うと、ホントに進んでませんね。まあ、今の段階ではトラベラー世界の「これが普通」という部分を味わってもらうために日常生活をルールを説明しながらやってもらっている状態なので。冒険はこの先ですよ、この先。
それにしても、各星系のデータは日本語に翻訳しておかないとダメだなあ。仕事の合間になんとかやってみよう。
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