9/21はD&D5eをやりました。そもそも、連休中に娘とニョーボと桂さんを交えてなんかTRPGやろうと言ったところ。
娘「やったことのないシステムをやってみたい」
ニョーボ「D&Dか、ホラー」
というわけで、直前までゴーストハンターかD&D5eかで迷っていたんですけど、私が3日前まで仕事を引っ張っちゃったので、マスタリングに慣れているD&D5eになりました。慣れてるって言ったって、5版でマスターしたの実は2回しか無いんですけどね。ほら、昔取った杵柄で充分にこなせるから。5eなら。
で、プレイ前に、ニョーボのたっての希望で、カタンをやりました。松本さんに持ってきてもらった、6人用エクスパンションを含んだ6人カタン。
だいたいこういうエクスパンション、それも人数を増やすようなものって、バランスが崩れるものがほとんどなのですが、6人カタンは素晴らしくバランスが取れています。盤面と資材カード、プレイヤーの村・街・道路コマが増えているほか、ルールがひとつ増えてまして、普通の(ある人の)手番が終わったあと、「手番外建設」というフェイズがあります。手番でないプレイヤーが、建設を出来るのです。これによって、他の人の手番でも勝利条件を満たしていれば、上がることが出来ます。また手札バーストの可能性が、4人の時よりもむしろ減ります。
このため、場合によっては4人の時より早く終わることもあるという、緊張感いっぱいの展開になります。
6人用エクスパンションが現在売られていないのは大きな損失だと思いますね。海カタンなんかより、こっち出すべきじゃないかな。
で、今回も盛り上がってしまい、予定時間を大幅にオーバーしてしまいました。なので、D&Dの方は、短めのクエストをひとつやりました。ふたつシナリオ用意してて、ひとつは短め、もうひとつは長いのを少し端折ろうとしていたので、その短い方をやったのです。元ネタはD&D3版「挑戦の書」の中のレベル2遭遇『子猫ちゃん、こっちにおいで』。
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PCたちはあるクエスト(具体的には決めてない)の関係で、アンダーダーク(D&Dのワールドに良く出てくる地下世界)に探索の拠点を求めねばならなくなった。そこで、彼らが適当な地点を捜していると、スワーヴネブリンの村落を見つける。(※スワーヴネブリンというのは、まあ簡単にいっちゃえば、アンダーダークに適応したノームだと思って問題ないです。アンダーダークの種族の中ではかなり友好的で安全、善良な種族)。村落は温泉観光地のようだった。
さっそくPCたちが村に入ってみると、村の辻で井戸端会議をする村の有力者たちと出会った。
有力者たちは困っていた。村の守護者の『猫』が、数日前から行方不明だと。
PCたちはこの猫を探してもらう代わりに、村に安く長期滞在が出来るように持ちかけた。さっそく『猫』の小屋を調べると、そこには複数の動物の足跡があった。『猫』は一体しかいないはずなのに。
PCたちは足跡を追いかけ、洞窟にたどり着く。そこには、一匹の雄のクレンシャーと、3匹の雌のクレンシャーがいた。『猫』とはクレンシャーのことであり、発情期に入ったはぐれ雌たちが雄のクレンシャーを連れ出したものと判明。クレンシャーは"魔獣"で、言葉こそしゃべれないがそれなりに頭が良い。向かってきた3匹のクレンシャーのうち2匹を気絶で捕らえ(残念ながら、1頭は魔法で最後の一撃を加えてしまったために、手加減が出来ず死亡)、村でしばらく一緒に飼育し、守護獣繁殖計画を行うことにした。
守護獣を無事連れ帰っただけでなく、その雌を捕獲したことで、村人たちはすっかり感謝し、PCたちの滞在を無料で歓迎することになった......。
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まあ、『猫』が猫じゃなくてクレンシャーという魔獣だというのがミソなだけの話なんですけどね。そのクレンシャーも特殊能力を使う前に、倒されてしまったので、ピューマとかライオンとかでやってもなんか問題はなかったような。HP倍にしてもよかったなあ、と思う次第。(例によって、D&D5eの正式モンスターマニュアルを使わず、3版やクラシックのモンスターデータを勘で弄くっている)
たいした話ではなかったけど、4版と違い、シティアドベンチャー部分が(技能チャレンジのような形を取らないでも)やりやすいよ、ということを確認するためのプレイでした。で、割と好評でした。良かった。
......となってくると、またすぐに5eのマスターがやりたくなる。ので、このセッションの次の週末(9/27)も5版をやったのでした。まあ、それは先に書いてしまったわけですけども。
9/27 D&D5e『敵地潜入』
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