夕べのセッションの話。
本来なら木曜班や、他のゲームを遊んだ話を日付順に書くべきかも知れないのですが、とりあえず流れはこれなので。
さて、ダイナムに着いたPC一行。投機商品を探しますが......コンピュータ部品という、非常に単価が高額な商品しか見つかりません。しかも5トン単位。手持ちのお金では3トン、様々な経費を考えたら2トンしか買えないよというその時。トラベラー協会から救いの手がさしのべられます。ダイナムンの実業家が、仕事の依頼を引き受けてくれたならという条件の下、共同購入を承知してくれたのです。仕事は護衛。ダイナムンの実業家はダイナム開発株式会社の株主で、現地の視察にやって来たのですが、最近ダイナムの治安が悪いとのことで、護衛を捜していたのでした。
他に、直接的な報酬は2週間拘束の標準的な金額でしたが、ダイナムンに帰るときの船室を全室チャーターしたり、そのための燃料費を持ってくれたりとかなりの好条件だったため、PCたちはこれを引き受けることにします。
ダイナムは自転軸が恒星の方を向いており、常に南半球が焦熱面、北半球が凍結面となっているという惑星。人類は間の「適温地帯」に住み、開発しているのです。で、この適温地帯をぐるっとモノレールが走っています。このモノレールで鉱山などに移動し、視察をするわけです。
事件は2日目の夕方(といってもこの星では昼夜がなく、惑星標準時上での話ですが)、起きました。鉱山の視察から帰ってきた実業家氏が、今度は都市のすぐ外にある倉庫を見たいと言い出します。もちろんそこへも護衛について行ったPCたち。ところがそこで実業家氏とその秘書が殺されてしまいます......労働者革命が起こったのです!
というわけで、いきなりパトロンを失った一行は宇宙港のある都市まで、何らかの手段で帰らねばなりません。幸いATVはあります。いよいよシナリオ『焦熱面横断』の始まりです。さて、PCたちの明日はどっちだ!(西です、という冷静なつっこみ)。
『焦熱面横断』は私の好きなシナリオのひとつです。基本ルールセット(HJ版)の『ミスリルの使命』に似てますが、こっちの方が要素が絞り込まれてて、面白いです。ま、導入はちと強引ですが。
楽しみです。
コメントする