というわけで木曜班の冒険ダイジェスト。
場所はダイナムの、倉庫街にある留置所。
さて留置所にぶち込まれたヨルク、エーリッヒ、アーロンの三人だが。ここで、彼らに声をかける者がいた。彼の名前はドラッガー。別に経済学者ではなく。少し「やば目のこと」に慣れているような旅行者だった。彼はたまたまこの星に来ているときに革命に巻き込まれ、不審なやつと言うだけでこの留置所にぶち込まれていたのだった。もっとも、彼はそんな状態を楽しんでいるようでもある。彼は言った、「一人2,000払えば、出してやってもいいぜ?」
もちろん2,000は高すぎるので、エーリッヒが交渉をして値切る。結局一人1,680クレジット+ドラッガーを隣の惑星に連れて行くとのことで手打ち。ドラッガーを含めた4人は、ドラッガーの偽造したパスカードを使って留置所を悠々と脱出した。
宇宙港の軟禁場所に無事戻った一行は、宇宙船を飛び立たせ、直接倉庫に横付けにする作戦に出た。もちろんこんな大がかりなものを動かしては目立たないわけがない。倉庫で積み込み終わるのと同時くらいに「赤い星の装甲車」が宇宙船に近づいてきた。砲塔を向けながら。
先制攻撃とばかり、エーリッヒがパルスレーザーを撃つと.........まあ、装甲車風情が宇宙船のエネルギープラントが作るエネルギーを湯水のように使うパルスレーザーに、ちょっとでも抵抗出来るはずはなく。一撃で融けてしまった。(HPが500くらいに対して、ダメージ8000) ......中の人間がどんな風に死んだのか、考えたくもないですな。
途端に飛んでくる惑星防衛隊。といってもこいつらも正規訓練を受けたわけではない革命軍戦士のものなので、宇宙船への攻撃が当たらない。しかしさすがに戦闘機は小回りがきく。"ラス・アルハゲ"のほうも、攻撃が当たらない。
戦闘機以上の宇宙空間兵器がないと判断したヨルクは、航続距離で劣る戦闘機を振り切り、ジャンプ可能空域に逃亡を試みた。果たしてこの作戦は功を奏し、"ラス・アルハゲ"はなんとかジャンプ可能空域からジェンゲへとジャンプをしたのだった......。
......というわけで、先週のセッションのあらましでした。
まあ、確かに、思い返すと、戦闘機が出てくるのが若干早いとは思うのだけど、あれ、空母に積まれてたわけでなく、軌道上で何らかの作業をしていたはずなので、小さな惑星なら10分程度で到達出来る、という判断はそれほど無茶でも不条理でもないだろう......と言い訳してみます。ダイナムは規模1なので、ハッキリ言って月より小さいのですよ。
そんなわけで、明日はいよいよ、コンテナをジェンゲに持ち帰ります。
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