本日はMr.フィールドさんのところにおじゃまして、ミニチュアゲーム「インフィニティ」をプレイしてきました。
射撃型のミニチュアゲームは初めてだったのですが、面白かったです。使うダイスが20面なのね。
インフィニティは未来の植民惑星での戦闘という設定のミニチュアゲーム。未来世界になっても中国やアメリカといった国々はなくならず、そして、植民先の惑星でもこれらの国は小競り合いを繰り返している......という未来。
知っている人は「2300AD」(トラベラー2300)というGDWのゲームを思い出すかも知れません。当初トラベラー前史として作られたんだけど、その後別の世界であるように設定が変えられた背景世界。システムはダークコンスピラシーとほぼ同じと聞きます。......そういや、インフィニティは20面使うけど、修正値を加えた命中値以下を出すシステムはダーク・コンスピラシーやスペース1889に似ているな。もしかして?
インフィニティは1フィギュア1人の人間を表すという、最近の流行を取り入れてます。実は昔のミニチュアゲームはひと部隊が1フィギュアで表されていたりしたのよ。ホビット(ロード・オブ・ザ・リング)の頃からこの系列が増えたらしいです。
当然そうなると、TRPGみたいなノリもでてくるのですけど。まあ、インフィニティはそこまでではありません。でも、
その分、キャラのデータが多くなります。具体的には、どんな武器を持っているか、武器によっての違いとかが出てきます。
命中までの手順も多いです。命中判定→敵の応射の命中判定(被弾数をキャンセルできる)→装甲貫通判定→ダメージ適用とありまして、命中まで最低で3回はサイコロを振らねばならないのです。
「ホビット」だと1回か2回だけのような気がしましたけども。
まあでも、なにがどれをやっているダイス判定なのかはわかるので、そんなに煩雑には感じませんでした。ひとキャラクタ1ユニットなので、これくらいの判定をくぐり抜けてからでないと、やられたことに納得できません(笑)。
そうなんだよなあ。1フィギュア1人jのゲームは、ユニットへの感情移入が強すぎて、ちょっとキツいんだよなあ。キャラが倒されたときの心理的ダメージが。RPGのようについつい、感情移入しちゃうわけですよ。
いかんなあ。もうちょっと、頭切り替えないとな。ゲームマスターやってるときはここまで感情移入しないわけだし。
それはそれとして、やっぱり立体テレインの中にフィギュアを置いて、フィギュア目線で見るのって、いいなあ。楽しくなりますね。
あと、インフィニティはフィギュアの出来がいいんですよ。何しろ原型デザインしてい るひとがジャパニメーションや士郎正宗の大ファンだというので、ロボット(装甲服?)のデザインとか、キャラクターの顔とか、そのノリ。女の子なんか、素直にかわいいです。
......あ、しまった、フィギュアのアップの写真を取るのを忘れた。それがインフィニティ最大の魅力だというのに。
で、今日のプレイですが。ビギナーシナリオをやらせてもらいました。普通は6人くらいの編成でやるようですが、ビギナーモードなので、4人だけ。武器も2種類。戦場の指揮官を決めるのがインフィニティの特徴なのですが、普通はこれは隠しておきます。でもこれも、ビギナーモードなので、最初から公開。
サイコロ運も良かったけど、お店のスタッフFさんの接待プレイのおかげで、こちらに倒されたキャラはなく、敵は殲滅という勝利を得られました。......接待プレイですよな。最初のひとりは、少なくとも、わざと撃たれる位置に出てきてた感じ。囮ってわけでもなかったし。おかげで射撃の楽しみを早く味わえたわけですが。あと、先手側が強いってことも。
もちろん、たっぷり楽しませてもらいました。インフィニティスターターセットが売り切れでなければ衝動買いしてしまいかねないくらいに(笑)。
ま、そんなわけで、インフィニティのフィギュア使って、トラベラーの個人戦闘とかやってみたいなーと思うわけです。スナップショットでもいいし、メガトラルールでミニチュアルールを作ってもいいな。
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