サーバの調子は悪いけど、動かないわけでもないので、通常通り、トラベラーオンセをやりました。
今回、火曜班は「焦熱面横断」の第2回目。
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自分たちのATVを追いかけてくるATVがあることに気が付いたPCたちは速度を緩めながら距離を調節し、無線で話しかける。だが、無線機から聞こえてきたのは、革命軍とは名ばかりの、野盗まがいの連中の会話だった。漏れ聞こえてくる話題から、ろくなモノではないことを確信したPCたちは、パルスレーザーで攻撃してみることにする。
エネルギーを充分につぎ込んだパルスレーザーは敵ATVの上部につけられた無反動砲を破壊する。PCたちをただの民間人だと思って舐めていた追っ手たちは。PCたちの降伏勧告に恐怖を覚え、一目散に逃げ出したのだった。
窮地を脱したPCたちだったが、その行く手を山岳地帯が阻む。選択肢は3つ。
1)北西の平原に向かう。
2)西の山岳地帯を突っ切る。
3)南西の平原に向かう。
1だと赤道付近に敷設されたモノレールに近づくことになってしまう。今やダイナムではモノレールは革命の成否を決める重要な拠点となっているために革命軍は警備を強化していることは容易に想像が出来る。また、ダイナムでは無線がほとんど使えないために革命軍は統一の取れた行動をとれないでいるのだが、モノレール付近だけは例外で、モノレールに沿った通信路により、PCたちのことが通達されている可能性が充分にある。
2だと、追っ手の可能性はまず考えられないが、どれだけ時間がかかるかわからないし、なにより危険だろう。
3だと、2ほどは危険ではないが、追っ手の可能性も充分に残っているし、灼熱面に入ってしまう。灼熱面ではエネルギー消費が多くなる上に、どのような危険が待っているかわからない。
PCたちは悩んだあげくに1の案をとることにした。自然の環境による危険よりも、対処しやすそうな人間相手の方を選んだのだ。
だが、モノレールまでまだ距離があるというのに、北西の平原には革命軍がいた。この革命軍は、先ほどの野盗まがいの連中とは違い、統制が取れているようだった。連中を手強い相手と認定したPCたちはすぐに転進し、南西の平原へと向かったのだった。
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というわけで、逃避行が続いております。
敵が、一体なにを知っており、なにを知らないでいて、そしてなにを捜しているのかがわかっていない手探りの状況の中、過酷な自然環境の中を彷徨っております。
まあ、大変だとは思うのですが、一応、あとですべての状況がわかれば連中の行動にもある種の一貫性というか、つじつまがあるのがわかるはずなので、それを推論しながら、逃避行を続けてもらいましょう。
すべての事柄やNPCの行動はちゃんと理由があるか、全くの偶然であり、お話の都合、PCに対する都合では動かないというのは、私のレフリースタイルですので。
だから、ときどき、だらだらとした展開や、謎を放りっぱなしの尻切れトンボの展開になってしまうこともあるのですけどね。
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