ブログの更新、1週間ぶりだな。ちと、風邪でぶっ倒れておりました。そもそも風邪ひいていると気がつかないで歩き回っていたのがいけなかった。風邪の目立つ症状であるところの咳やくしゃみがほとんどなかったので、他の病気だと思っていましたよ。実際、複合的にかかっていたみたいで。
おかげで、前の記事が、ちょっとでき悪い。明らかに調子が悪い時に書いたんだなーという感じの文章です。
ま、風邪もひいていると気がついたので、風邪薬を飲んだら、かなり症状は改善しました。
さて、11月25日はあなまたボードゲーム会。今回も新しいゲームにたくさん触ってきました。エッセン土産とか。
1.RYU
正確には「U」の上にウムラウトが着くんですが。出版はフランスだかアメリカだかなのですが、ゲームデザイナーは中国の方だそうです。そして、実にアートワークが素晴らしい、美しくてかっこいいゲームでした。なんで写真撮り忘れているかな、俺。
「その世界では、かつて竜が存在していた。現在は竜はいないが、それを記念して、各国が竜をかたどった飛空船を作ることにした。果たして飛空船を最初に完成させるのはどこか?」
こんな話だった、と思います。風邪ひいてたから、よく覚えてないんですけど。
6角タイルを並べて円形の回廊を作ります。そこを行き来し、資源を発掘したり、資源を交換したり、商人や密輸人とコネを作ったりで資源を集め、飛空船の4タイルを設計図側から完成形へと全部ひっくり返したひとの勝ち。
......あれ。書いてみて思ったんだけど、案外簡単だな。もっとグチャグチャしていたような印象があるんだけど、あれか、風邪で理解力が落ちてたか。
2.ポーション・エクスプロージョン
エッセン土産の新作。おくすり大爆発という直訳の方が気に入ってますが。
これは風邪引きのクロックダウンの頭でも理解できたほど簡単。
プレイヤーは錬金術学校の学生。卒論として薬を造り、教授からの点数を頂くのが目的。でもギミックが面白くて、しかも一目でわかりやすい。
(済みません、iPadが壊れていたので、慣れてないAndroid端末のカメラを使いました。ぼけぼけです)
箱からビー玉が流れ出てますが、これが薬の素材です。ここからビー玉を取りだして、自分の手元にあるフラスコレシピにそって、色を揃えて完成させる。レシピによって点数が違います。
ビー玉は自分の手番に、基本、1個取れます。取って、ビー玉が流れて移動する、そして同じ色のビー玉同士がカッチンとぶつかると、「ポーション・エクスプロージョン」、そのぶつかった色の玉全部取れます。取って、また同じ色のビー玉がぶつかるとそれも取れます。連鎖です。そうです、これ、落ちゲーです。落ちゲーを、実際にビー玉でやってるわけです。
それだけなんだけど。
これが面白いっていうか、クセになるというか、気持ちいいというか、こう、手に訴えかけてくるものがあるわけですよ。実際に手に持てるものがころころ、カチン、とぶつかる、この快感。
単純そうなので、ちょっと舐めてましたが、なんか、こう、遊びの根源たる「感覚」に訴えてくるものがあって、ちょっとクセになる楽しさでした。ゲームの単純さも、カッチンの快感をジャマしない程度で、良い感じ。
ニョーボが大変気に入っていましたので、日本に輸入されたり日本語版が出るようだったら、即買いですね。
3.ミステリウム
一言でいうなら、ディクシットを推理小説風にした協力ゲー。
プレイヤーは霊媒師になります。マスターは、100年前に死んだ幽霊。マスターは、自分を殺した犯人や現場や凶器をプレイヤーに当てさせるのですが、その際にはインスピレーションレベルでしか伝えられません......つまり、ディクシットのように、イラストを提示するだけなのですよ。
霊媒師一人一人には容疑者が一人ずつ割り当てられます(つまり関係者の霊を降ろしているわけですね)。でもすっかり記憶が飛んでいるので、まずは幽霊にヒントをもらって、自分に降りている霊が誰なのかを当てねばなりません。その次は、その霊が犯人だとしたら殺害したであろう場所、そのまた次は凶器。
で、マスターは、これを手札によって暗示しなくてはならなくて。手札なんですよ。だから、常に的確なカードが来るとは限らない。手札の範囲、そして他の人との兼ね合いで提示しなくてはならないという......マスターにとってもかなり難易度の高いゲームです、これ。
あと、マスターとプレイヤーが、お互いの考え方のパターンを知らないと、かなり苦労します。
気心知れたひとでやると、もうちょいちゃんと進むかなー。
体調が明らかにおかしかったので、ここらへんで引き上げさせてもらいました。まだまだ面白そうなゲームはあったのですけどね。
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