トラベラー木曜班のプレイリポートはいつから書いていないか確認しましたら、これまた大変なところで切れてまして。
「だが、彼らのキャンプ地に、近づいてくる影があった......」みたいな引きで、どうなるどうなるクリフハンガー!という引きをやっておいて、その後3ヶ月も間を開けるという......ひどい話ですなあ。
で、もっとひどいのは、この影の正体、異星生物との遭遇はあっさりと終わってしまう、というもので。やるやる詐欺一歩手前だな。
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キャンプ地に近づいてきたのは、大型のサンショウウオのような生物だった。異星生物は単に好奇心から近づいてきたらしく、PCたちの威嚇であっさりと立ち去ってしまう。
その後、ふたたびエアラフトは、ジョンこと助教授を追いかけて、コーの中央の、クレイア連峰へと入る。険しい山で、エアラフトといえどもスピードを出せず山間を抜けるしかなかったが、それでも徒歩よりは遙かに速く、目的のレーン高原に到着した。この行程で助教授との時間的さはだいぶ縮められた。
レーン高原の端の、テラス上の大地に、助教授たちのキャンプ地はあった。だが、キャンプには誰ひとり残っていない。PCたちはキャンプ地を調べ、教授たちが地下遺跡を探検に行ったまま戻っていないことを知る。
いくつかの装備(反重力パレットや、反重力ベルトなど)を借りて、PCたちは助教授たちが潜ったと思われる裂け目の洞窟に入った。
洞窟の奥は人工の扉とそのコントロールパネルらしいものがあった。コントロールパネルを弄ると、扉は消え、入り口が現れる。そこはドーム状の部屋で、中央には縦穴が開いていた。反重力ベルトを使って、降りると、やはりドーム状の大きな部屋に出た。どう見ても人工の建造物であり、遺跡というイメージからはほど遠い。
その時PCたちが見つけたのは、人間の切断された足首だった......。
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いやね。異星生物との遭遇ですが、「濾過型生物」と出たんですよね。濾過型生物というのは、食物を、空気や水などといっしょに大量に飲み込み、その中の食物だけ子子とって栄養にし、残りは外へ出してしまうような食物の取り方をする生物。地球の代表的な濾過型生物はホヤですが、ほかに二枚貝のほとんどは濾過型です。シロナガスクジラのように、海水とオキアミをいっしょにの見込み、ひげで置き網だけ引っかけて食べるのも、濾過型と言えるでしょう。
でもって、地上の濾過型ってどんなんだって話です。
ま、一番簡単なのは、空気を吸い込む巨大な陸生ホヤという感じの生物でしょうけど、それじゃつまらない。いろいろ考えたあげく、巨大オオサンショウウオみたいにしておいて、シロナガスクジラのように相手を飲み込み、必要な養分だけ取ったらあとは排出、という生物を考えてみました。イメージとしては、「ノワケ」という妖怪の、手足が生えたヤツという感じです。
これでPCたちを飲み込むと、体表のなにやら小生物だけ喰って、人間はゲル状の粘膜に包まれて排泄......というあまりキレイじゃない......というか下ネタ一歩手前のネタの生物を考えたのですが、まあ、臆病な設定だった(これは遭遇表に指示されている)ので、PCたちの攻撃に、逃げてしまいました。あ~あ。
さて、助教授たちの潜り込んだ穴ですが。火曜班のプレイリポートも読んでる方には一発でわかると思いますが、やはり太古種族の遺跡です。もっとも、こっちはダンジョンハックより、助教授救出後の人間同士のドラマを楽しんでもらおうと思ってますけどね。
というわけで、木曜班は、実はこれで、前回のプレイリポートから今度のプレイの直前まで来てしまいました。火曜班のレポートが3回もかかったのに、こちらが1回で終わってしまったのは、こちらの方が、プレイスピードが緩やかだからです。あと先週、ちょっとした勘違いで中止になってしまったのもあります。
まあ、マイペース、マイペース。
あ、あと、木曜班は木曜日プレイから、水曜日に移りました。従って次回からは水曜班と呼称します。
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