なんか、データを観ていると、「スマホ、どどんとふ」でここに飛んでくる方が多いみたいです。
なので、以前書いた、スマホでどどんとふ、の記事の続きを。
スマホでどどんとふは出来ない、なぜならどどんとふはFlashで書かれており、スマホではFlashは動かないから。という常識を覆して、スマホでどどんとふができる方法がいくつかあります。
ひとつは、スマホでも動くFlashや、独自Flashプラグインを搭載したブラウザを使うこと。しかしこれは、公式には認められていないアプリであることが多いようです。Flashはセキュリティホールになることが多いので。
もうひとつは、(Androidだけですが)「どろいどんとふ」というアプリを使って、どどんとふデータを収得し、表示したり書き込んだりする方法です。
でこの間の記事ではこの「どろいどんとふ」について紹介しました。当時はまだVer.1に達していない状態で、基本的な機能のところでも不安定だったりしたのですが。
幾度のバージョンアップを繰り返し、だいぶ安定して基本機能が使えるようになってきました。まだVer.1以前の試作品ナンバーですが。
現状は、見学なら充分で、参加するとしても、サイコロ振りだけをどどんとふで行い、主な会話をSkypeで行うという形式でなら対応できるようです。チャットを文字でやるのも、やってやれないことはない......ハズ。それが出来れば、流行の『クトゥルフ神話TRPG』のプレイヤーならできるんじゃないかなあ。マップを使うD&D4thはムリだとしても。
いや、試してないんで、あんまり無責任なこと、言っちゃまずいですね。
誰か試してみます? うちで出来ますよ。
レビューでは長時間の使用でおかしくなるときもあるみたいですが、私は確認できていません。スマホが過熱するんじゃないかな?
ところで、アプリレビューを観ていると、「どどんとふをスマホで観たり操作するためのソフト」と知らない人が多いようですね。
「むせる」に対応してください、という要望を出している人が多いんですけど、要望を出す相手はアプリの開発者じゃなくて、「むせる」の方なのです。なぜなら、どろいどどんとふは、APIとよばれる「プログラムの出力」を読み取って表示しているのですが、「むせる」のどどんとふはこのAPIを塞いであるのです。
このAPIというのは、外部からコントロールするためのスイッチでもあるので、なんらかのイタズラハッキング(クラッキング)の対象になるかも知れない......という用心から、「むせる」ではセキュリティを考慮して、このAPIを塞いでいるのですね。ここらへんは運営者の考え方なので、批判するのも難しいところです。
私はイタズラされてもたかが知れていると思っているので、うちのどどんとふはAPIを開放しています。でも、ひょっとしたら、世界的クラッキングの踏み台にされているかも知れませんね......今んところ接続ログに怪しいものはないですが、これもいつの間にか書き換えられているかも知れないし。
ま、そういうわけなので、むせるの運営者の方を説得するか、でなければ公式や他のAPI公開しているどどんとふを捜すしかないですね。
作者さんにはエールを送りたいと思っています。TRPG普及のために頑張ってください。
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