本当はね、昨日、『ヒストリー・オブ・ザ・ワールド』をするはずだったんですよ。北島さん主催で。
ですけども、私の都合が悪くなって、ドタキャンです。しばらくぶりのアナログゲームだったのに。自分が原因なので、ハッキリ言いますが、残念です。私がドタキャンしたせいで、ゲーム会自体が中止になったんじゃないかな。その点では申し訳無いことをしました。
で、アナログゲーム分補充に、昨夜タブレットのアナログゲームアプリを2つ買ってしまいましたよ。
1.モダンアート・カードゲーム。
基本的には日本語化されていませんが、まあ、大丈夫。少なくとも私には大丈夫でした。
もとは「モダンアート」というクニツィアの傑作競りゲームですが、それをカードものにしてあります。でもかなりもとの作品に近い印象。そしてコンピュータ思考ルーチンに向いたルールにリデザインしてあるので、結構いいです、コンピュータがそこそこ強くて。
プレイヤーの立場は画商です。カードには(架空の)近代芸術家の名前が書かれていまして、つまりその芸術家の作品をカードの枚数分、所持しているという。で、カードを順番に出していく。どれかひとりの芸術家の作品カードが6枚出たらおしまい。そこで点数計算。
一番場(=市場)に作品が出た作家が一番人気で+3点。2位が+2点。3位が+1点。4~6は無し。そして、自分が場に出した作品に点数がついたなら、その枚数×点数の分だけ、点数がもらえます。これを4ラウンド繰り返します。......単純でしょ?
ま、実際にはさらに、場に出したカードに、特殊な縫う緑芽ある場合、それをプレイしたりしますが、基本はこれだけ。
ミソは、作品についた点数は累積すると言うこと。つまり、ラウンドが進むほど作品の価値は上がり、動く点数が大きくなるのです。
価値を他人にあげさせて、最後のラウンドに自分の手札からどんと出す。それが一番得点を効率よく取れる......ワケなんですけどねえ。まあ、みんな考えることはいっしょなので。
今のところ、ようやく難易度Easyでときどき勝てるようになりました。頑張ろうっと。
2.Splender(宝石の煌めき)。
これも日本語に訳されていませんが、元のルールはほぼ完璧に頭に入っているので、大丈夫(とか言って、ゴールになる点数ラインを忘れていたけど)。
プレイヤーは宝石の流通を仕切る宝石商(それとも宝石ギルドの一員、かな?)。宝石の採掘から運搬、加工、販売までを押さえるのが目的です。なあゲーム的に言うのなら影響点を15点貯めるんですな。
1、宝石トークンを3種類1枚ずつ取る。
2。宝石トークンを1種類2枚取る(ただしその種類の宝石トークンが5枚以上あるときのみ)。
3、宝石トークンを払ってカードを買う。
4、カードを一枚キープして、黄金トークン(すべての宝石の代わりに使えるワイルドカード)。
カードは右上に描かれた宝石の流通ルートなので、その宝石のトークンの代わりに使えます。しかも無くなりません。手元に持てるトークンは10枚までと決まっているのですが、上の方のレベルのカードはかなりの宝石(11とか13とか)が必要ですから、手持ちカードの補助がないととても買えません。つまり買いやすい低レベルのカードを効率よく買って、高レベルのカードで影響点を貯めるのがセオリーと言うことになります。
あともうひとつ。貴族カードというのがありまして、宝石カードを規定枚数だけ集めると、貴族がパトロンに付いてくれます(影響点がもらえる)。これは条件を満たした際に自動的に(手番のアクションを使わずとも)手に入ります。
カードを集めて通貨を得、それで次の高位のカードを購入してさらに通貨を増やして......と言うサイクルを作るゲームとしてはかなりシンプルなものです。この系統のゲームとしては「サンクト・ペテルブルグ」とか「ドミニオン」とかがあるのですが、それらよりずっとわかりやすいし、取っつきやすいし、見通しもいいです。その上、面白い。
ゲームとしては、元のゲーム『宝石の煌めき』は大お勧めです。
ただ、ゲームのアプリとしては。ちと敵プレイヤーが弱い......と言う評がストアに乗っております。どうなんだろう。俺、まだころころ負けるからなあ。俺が弱すぎるんだろうけど。
......と言うわけで、こんなアプリでアナログゲーム分を補充しておりましたが、見かねたニョーボと娘が、さっきアナログゲームの相手をしてくれました。『アニマル・マインド』2回と『ポートロイヤル』1回。
うれしかった~。幸せ。
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