以前もちょっと書きましたが、タブレットのアナログゲームベースのゲームアプリ、良いです。
お値段は(もとのボードゲームより)安いし、対戦相手は着いているし。対戦相手は思考が人間より速いし、いくら考え込んで待たせても文句言わないし。中断も簡単。プレイ場所も収納場所も取らない。
手に触れるチップやトークンやフィギュアはかなり魅力なので、なんでもかんでもアプリがよいとは言いませんが、そことコンピュータの思考ルーチンの賢さ(バカさ)に納得がいくなら、あとは欠点らしい欠点はないですねえ。もちろん、アナログゲームの方が種類がたくさん有るというのは仕方ないこととして。
まあアプリにできないゲームアプリにしてもつまらないゲームはありますけども。キャッツ&チョコレートアプリ相手にやったってつまらんだろうし、インカの黄金だって以下同文。
というわけで、私の買ったアナログゲームアプリと、目をつけているアプリをまとめて紹介。
1.カルカソンヌ
持ってます。既に書きましたが、結構ハマってます。
思考ルーチンは強いのかなあ。カルカソンヌ自体が結構研究されたゲームで、かつ運の要素が大きめなので、わりと強い方だと思いますけど、俺が弱いだけかも知れない。少なくともカルカソンヌガチ勢と呼ばれる人たちには物足りないだろうな。
ちなみに、iOS版、Android版、windows版がある数少ないゲームです。なので私が持っているのはwindows版。
2.パッチワーク
この間買いました。これ、ニョーボとやったことがあって、けっこう気に入っているんです。ですが、プレイスペースが結構広く必要なんですよね、2人用としては。なので、なかなかチャンスがなかった(ニョーボもそんなにハマらなかった)のですが、アプリで出ているので、すぐに飛びついて買いました。
そんなに回数をやっているわけではないし、対戦相手の思考ルーチンも「easy」相手でしかやっていないのですが、今のところ納得のいく面白さです。もっと勝てるようになったら、思考ルーチン(3段階ある)や、オンライン対戦をしてみよう。あ、1つのタブレットで2人で対戦もできるから(手番ごとに渡してやる)、ニョーボとやるという手もあるな。これならプレイスペースの問題はなくなりますね。
そうそう、これもwindows版がありまして、それを購入しました。だからこのPCでもできるのです。
3.カタン
これはiOS版を買ったのですが、Android版もあるようです。windows版はありません。一時期、Microsoftがウェブブラウザ版を提供していたのですが、サービスが終わってしまいました。
で、思考ルーチンですが、わりと強い、らしいです。まあ、俺の勝率を考えると、その評価は正しいかも知れん(笑)。これも研究されたゲームですからねえ。
ただ、コンピュータプレイヤーの交渉フェイズのしつこさはちょっとうんざりするレベルなので(そして逆に、こっちの交渉には乗ってこないんだ......)、そこはちょっと考えどころかな。強いんですけどね。
カタンって意外と時間喰うゲームなので、自由に中断ができる点も利点に考えていいと思います。
4.モダンアートアプリ版
正確に言うと、ボドゲ版のモダンアートとはちょっと違うんですが、テーマとそれへのアプローチ方法が一緒なので、かなり似た雰囲気のゲームです。なにより、現代アートのお値段が、作品の出来ではなく市場への出回り具合と作者の名声とで決まるという皮肉めいた視点が一緒です。
で、かなり短時間で1セッション終わるところも良いところです。10~15分くらいで終わります。なので、ちょっとした待ち時間にできてしまう。
思考ルーチンは......まあまあってところでしょうか。運の要素が意外と大きく、かつそれは操作していないようなので、仕方ないところでしょう。回数やっているのもありますが、私意外と勝ってますので。
あと一応これ日本語版ではないのですが、そんなに難しいゲームではないのでやりながら覚えることは可能です。徳岡さんの『アプリでボドゲ』があればなお簡単。つーかですね、私、これ日本語じゃないこと、この記事を書くために確認するまで気が付きませんでした。
ちなみに、これ、他のライナー・クニツィアデザインの3つのゲームとセットお値段で売られています。もちろん単体でも買えますが。私はセットで買ったのですが他の3つの作品はまだやってません。クニツィアだから大外しはしないと思うんだが。
5.Splender
これも日本語版じゃなかったな。ほとんど言語依存性がないので、問題ないですが。でももとゲームのルールを知っておく必要はありますね。(『アプリでゲーム』には載っていない)
で、思考ルーチンですが、アプリの評価欄によると、それほど強くはないようです。他人の宝石のため方から狙いのカードや貴族を推測してジャマするってのをあまりやらないらしく。
でも私自身がそういうプレイスタイルなので、まあどっちもどっち、ちょうど良いくらいの強さです。つまり私は弱いということだ。
6.パンデミック
実は買ったけどまだプレイしてません。
けれど、もともと協力型ゲームというのはソロプレイに近いわけで、そうするとコンピュータでのプレイに親和性が高いということになります。で、元々のゲームも評判が高いのですから、面白くないわけがない。......ハズです。
......今夜やってみよう。iOS版とAndroid版があります。
7.ONIRIM
これはひとり用のカードゲームなので、そりゃアプリ向きだわ。問題なし。
元のゲームもそれなりに評価があるので、興味があれば買ってみてもいいんじゃないでしょうか。240円だし(2017/6/3現在)。
もちろん、私は買いました。でもまだ未プレイ。これもiOS版とAndroid版があります。
8.コルト・エクスプレス
まさかこれがアプリになっているとは思いませんでした。
しかしガチで考えまくる戦略型のゲームではないので、確かにアプリ向きかも知れないですねえ。興味はありますが、まだ買っていません。今持っているアプリをプレイして堪能したら、買ってみようと思います。
他にもスモールワールドとかチケット・トゥ・ライドとかミステリウムとかエルダーサインとかアプリになっているのですが、ここら辺はまだ購入もしてませんので、紹介程度に。
まだまだ遊んでないゲームはたくさん有りますが、それでももっとこのジャンルのアプリが増えるといいなあと思っています。
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