今回、サーバを立て直したので、何回めかなあ。
ubuntuサーバにしてからでも6回目くらいになりますね。CentOSで立てたのを入れると8回目くらい。もっともCentOSの頃は、資料丸写し、カットアンドペーストで、半分以上なにやっているんだか理解していなかったような気がするので、カウントしない方がいいかも。
それだけやると、さすがにある程度は手順覚えるんですが、それでも覚えきれないでいることは多く、参考資料やググって調べることしばしば。いい加減覚えろよと言うもんです。
というわけで、メモと、あと私のようにググってLinuxのことを調べる後進の人たちのために記録を残すことにしました。いやまあ、サーバが吹っ飛んだからサーバ立て直すんで、だからそのサーバに載ってるブログに記録したって根本的解決にはならないんですがね。
まずOSはubuntu serverを選択。理由は、ネット上に資料が多いから。まあ、Debian系に慣れてしまったのもあります。
初期の頃は同じ理由でCentOS選んでたわけですけども。いつの間に比率が逆転してしまったのだろう?
とりあえず、公式サイトからLTSを選んで、メインPC(windowsマシン)にダウンロード。
落ちてくるのは、インストールDVDのisoイメージ。これをusbメモリに焼いて、そこから起動、インストール。
DVDより速くて良いのだけど、ネットの情報の中にはDVDからのインストールじゃないとこけると書かれているものもあり。またWindowsのインストールの際には、usbメモリからだとなぜかUEFIでインストール出来なかったので、Linuxでもディストリビューションによってはそんなことが有り得るかも知れない。
なおDVDでやるときはRに焼くよりもWRに焼いた方がつぶしがきくし、やり直しも気軽に出来るのでいい、ような気がする。気がするだけ。
isoイメージをUSBメモリに書き込むのには、私はLiLi USB Creatorを使ってますが、ちょっと古いかも知れない。「usbメモリ 起動 isoイメージ書き込み」で検索してヒットしたものの中からテキトーに選んで使えばいいかも。
悩むほど難しい使い方ではありませんが、一応ここが使い方に詳しいサイト。K本的に無料ソフト
なお、インストールの言語を選ぶ際、日本語を選ぶと、インストールの最中はいいんですが、インストール後ubuntuを立ち上げてからが文字化けします。英語すら文字化けします。もちろん設定すればちゃんと表示されるようになるのですが、文字が真っ当に表示されない状態で設定ファイルを開いて書き換えるというのはかなりストレス。
これがイヤならば、2つの回避方法があります。
1つは、ubuntu立ち上げ後は基本的に他のPCからsshターミナルソフトで繋ぐようにする。日本語ターミナルソフトではちゃんと文字が化けずに表示されますので。(そしてこっから言語設定ファイルを書き直す手もある)
気をつけるべきは、インストールの最中、ソフトの選択でOpenSSHのインストールを忘れないこと。これ入れておきませんと、外部からsshで繋げられませんからね。
もうひとつは、インストール時の言語を英語にします。専門用語が多いんで、英語でも結構わかります。これだと、表示は英語になりますが、文字化け◆マークしか表示されないよりは256倍もマシ。(そしてここから言語設定ファイルを書き直すと日本語環境に出来ます)
私は前者の方法でやっており、またサーバなので基本sshでしか繋がず、なので言語設定もしてないままです。
で。OSをインストールするのですが......BeeBOXだと、デフォルトのままだとubuntu立ち上げ途中で止まります。前にも書いたとおりです。
これは、ディスプレイドライバの読み込みの最中でハングアップしているっぽいです。どうやらグラフィックチップとの相性問題。
ハングアップですから、これ以上どうにもなりません。ただ、繋いだキーボードからのDEL+ALT+CTRLによるリセットは効くので、ハングしたら、ここでリセット。
そしてgrub2という立ち上げOS選択メニューが出ているところで、"e"を叩いてエディットモードにはいります。
grubメニューが出ない場合は右shiftキーを押しっぱなしにして立ち上げるとでる、らしいです(私は試していない)。それでもダメならDVDやUSBメモリからのブートを試みてくださいとのこと(当然これも試していない)。
それでもgrubメニューが出ないようだったら、grubだけも一度インストールするか、あるいはもうひとつOSをインストールして(もちろん同じubuntuでもよい)無理やりにも選択画面が出るようにしてしまうのも手。
というわけで、エディットモードに入ったら、「ro」と書かれた行の後ろに「nomodeset」というおまじないを書いてやるのです。ノーモードセット。ディスプレイのドライバを汎用(VESA)にする設定です。
これでディスプレイドライバのところでハングする現象は回避出来ます。
ですが、これは一時的に回避しただけ。grubは超重要なシステムなので、そう簡単には設定は書き換えられない。ので、ちゃんと立ち上がったら、今度は急いで/mnt/etc/default/grubをエディタで開いて、編集。それが終わったら、「sudo update-initramfs -u -k all」コマンドで今書いたファイルをgrub領域に上書き。そう、いきなりgrub設定ファイルを書き換えられないんですよ。私のような慌て者を想定しているんでしょうね。
ま、そんなわけで、私の解説では何が何だかわからないかも知れないので、参考にした他の方のページを貼っておきますね。
Ubuntu起動画面(splash画面)が崩れてしまうときは - Terakinizers' Tells 寺薗淳也ブログ
これで、ようやく普通にサーバが起動するようになりました。OSだけですけど。
道のりは遠いですねえ。だいぶ長くなってしまったので、ここでいったん切ります。
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